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初めての小説を206日かけて書き上げた!

こんばんは。ponponこと著者の遠海 春(とうみ はる)です。

なんと!なんと!つい数日前!

人生で初めて書いた小説が完結しました!

今日はそのことについてお話ししようと思います。

字書きさんも、そうでない人にも
なるべくわかるように書いてきますので是非!

これで字書きさんの気持ちが少しでも共有できればと思います。


めっちゃ短い前置きQ&A

まず、なぜ小説を書こうと思ったか

理由は簡単です。

生きることが息苦しく感じたから。

嫌なことを文字越ししてみる。もはや定番と化した対処法ですよね。

それを一度実践して、物語風にアレンジしてみようと思ったのが始まりです。

そして物語風にアレンジした結果、割と楽しいということになりまして。
その調子で第一作の脚本を練り始めました。

そして、なぜそこまで日数がかかったのか

規模感が大きすぎたからです。
決して執筆に長いこと躓いたからではありません。
(あんまり躓くことはなかった)

初心者には似合わない規模での脚本作成を行ったため、当時の私は完結すら危うい形になっていました。

本来ならショートショート(略してSS)など、短いものから始めるのが普通です。
欲張りな私はそんなこと一切調べずに自分なりに書き始めました。


ほかの人に話したときに気にされるのは大体このあたりです。

苦労したこと、楽だったこと。

一番苦労したこと

割と即決。脚本作成です。(ほかにもいろいろありましたが)

1から2にしたり
1から100にするのは簡単なんです。

ですが、脚本では
0から1を作らなくてはなりません。

初めての小説ということもあって、何を書けばいいかすらもわかりませんでした。
ただ、苦しいことを文字にしてみる、それを物語にする。

それが心の底にあったこともあり、自分が思い悩んでいることを抽象化して小説に落とし込む作業がこれまでになく大変でした。

シリーズ物を作ったので3回この作業をしたのですが、一番頭が沸騰します

一番楽だったこと

小説本文を書くことです。

難しいように思えるかもしれませんが
私は脚本作成に比べれば簡単でした。

最初のころは情景描写や心情描写をまともに挟まなかったこともあり、単調な文章を書き続けていたことも要因だと思います。

情景描写や心情描写を意識的に入れるようになったとしても、楽しかったです。
主人公達の近くにいれることが、私にとっての至福の時間でした。

楽しかったこと、嫌だったこと

楽しかったこと

登場人物が生き生きしているのを見ることです。

先述の通り、主人公達の近くにいれるのが至福の時間だった私は、それはもう衝動的に書き続けていたわけです。多いときは1日1万字ペースで。

自分の作った登場人物が、恋をしたり、泣いたり、落ち込んだり。

そんな喜怒哀楽を眺めて人間らしく生きているのを眺めるのが楽しかったです。私もその一因になれたような気がして、苦しさを忘れることができました。

嫌だったこと

主人公をプロット(ストーリーの計画書)の通りにしないといけないところです。

書くと決めた以上、前もって計画には従わないといけません。

楽しそうに生きている主人公に難題を与えたり、苦境に置いたりして泣き顔を見ることも多々ありました。

そんな時は私も一緒に泣いています(!!??)

ごめんね……って思いながら毎日筆を執っています。

プロットがないと主人公が勝手にどこかに行くので仕方ありません。

私が一番大切にしたこと

私が一番大切にしたのは、文法でも、長さでも、登場人物でもありません。

絶対、何が何でも完成させること。

それだけです。
詳しくは後述します。

書く途中で思った、そうなった事6つ

・旅が楽しくなる
→やはりネタ探しは実物に限ります。著者は登場させるシーンに足を運びました(大半が空想でしたが)

・登場人物に恋する
→もう、まっっじで可愛いんです。我が子のように愛おしい。
大好き!(直球)
愛着がわく程度なら問題ありませんが程々にしておいてください(真顔)

・筆を折りたくなる
→自分の小説に対して自信がなくなることがあります。
字書きの人は絶対直面します。
割と一過性のものなので、慌てたり、消したりせずに待ちましょう。
(私はその間も書き続けていました)

・文字数見て驚愕した
→後で書きますが、こんなに書いたのかって思いました。
モチベがない時はこれだけしか書けなかったのかって思います。

・小説を読むようになった
→小説を書き始めたのが1月11日のことです(厳密には脚本を書き始めた)
で、小説を読むようになったのが3月15日あたりです。
そこから、5か月の8月12日
本棚にはその間に読んだ小説がなんと58冊あります。

・小説のファンアート書いてほしい
→かわいい絵柄で一回見てみたい。絶対ひとめぼれする(確信)
そのためには有名になって本を出さないとな……

字書きの皆さんへ

自分の小説がしょうもなく見えますか?
大丈夫です!
あなたは0から1を生み出したんです。

でも、まだ足何かりない、そう思ってるんですね?

向上心の塊じゃないですか!

とことん向き合ってください。

どんなことをしてもいいです。
今まで書いたものを消しても、増やしても、旅行に行っても、昼寝しても。

でも、これだけは約束です。
絶対に完結させること。

何故か?

自分の力と自信になるからです。

完結させないままだと、中途半端な気持ちを残してしまいます。
未練を残さないためにも、完結させましょう。
エンディングをすぐそこに持ってきてもいいです。
完結させましょう。
失敗作でも終わるなら完全燃焼です。

今、うまくいってる!絶好調!そんなあなた!
その調子です!いけるところまで行きましょう!

今回執筆した小説の概要

シリーズタイトル:Rendezvous(読み方:らんでぶー)
著者:遠海 春(とうみ はる)
執筆期間:2023年1月11日ー2023年8月4日(206日)
ジャンル:長編青春恋愛小説
テーマ:思春期
世界観:一定程度調整済み

シリーズ合計文字数:66万3544字(原稿用紙2614枚)
一日あたり執筆文字数:3221字

・登場人物は本編とサイドストーリーで被りがあります
・執筆完了時点での集計です
・Side storyの#1,#2は全く別のストーリーです。連続しません
・一日あたりの執筆文字数は、全体の文字数を所要日数で割って算出しています。脚本考案、休憩している日も含みます。

Rendezvous本編

執筆期間:2023年1月11日ー3月29日(78日)
文字数:29万9203字(原稿用紙1225枚)
一日あたり執筆文字数:3836字
章数:21章構成
視点:三人称視点(技術が未達なため行き届かない箇所あり)

名前付き登場人物:20人(男女比11:9)
     メイン:3人(男女比1:2)

・本編の終盤を執筆している段階でサイドストーリー執筆を決定

Rendezvous Side story #1

執筆期間:2023年3月29日ー2023年5月17日(50日)
文字数:18万3326字(原稿用紙695枚)
一日あたり執筆文字数:3667字
章数:8章構成+エピローグ
視点:三人称視点、一人称視点の併用

名前付き登場人物:23人(男女比11:12)
     メイン:2人(男女比1:1)

本編からの変更点
・情景描写や心情描写を積極的に導入
・一人称視点の執筆に挑戦
・細かな服装描写に挑戦
・エピローグ追加
・執筆の統計を取り始めた(文字数、開始、終了の日付等)

Rendezvous Side story #2

執筆期間:2023年5月19日ー2023年8月4日(78日)
文字数:18万1015字(原稿用紙694枚)
一日あたり執筆文字数:2321字
章数:9章構成+エピローグ
視点:三人称視点、一人称視点の併用(一人称視点の割合増)

名前付き登場人物:16人(男女比6:10)
     メイン:3人(男女比1:2)

本編、サイドストーリー#1からの変更点
・情景描写や心情描写のテンポを調整
・積極的な一人称視点での執筆
・舞台設定を詳細化
・各章の中にシリーズの追加
・休憩日を設置
・登場人物の削減
・禁則処理(文字を書くときのルール)の一部適用

今後の方針

この小説について

「いつか」公開します。
ただ、今は公正公平な観点から校正校閲するための放置期間です(韻踏めてる?)

書体と様々な問題をクリアすれば公開できると思います。
修正に何か月かかることやら。

次回作について

次回作からは基本的に公開する予定です。
先行公開として「夜のカフェテラス」がありますのでそちらもご一読ください。

この先は短編のみの投稿。
それより先は長編がもしかしたら出てくるかもしれません。

長編は計画段階のものが3作品。
短編は執筆途中のものが1作品、ストックが1作品あります。

最後に

長い記事でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

まさか自分もこんなに書けるとは思いませんでした。
自分の可能性に気が付けたかもしれません。
数字を出すと噓っぽく見えますが本当です。

あなたにもきっと、唯一無二の能力がある!
諦めずに、一歩ずつ、一歩ずつ前へ進んでください。

この記事が、字書きの方にも、そうでない方にも広まってくれたらうれしいです!

今回は人生で初めての小説を書き上げたよーっていう報告でした!

それでは!


2023年8月18日追記
登場人物の男女比率が間違っていたので訂正しました。

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