【エッセイ】ボディソープがない夜の話
ボディソープがなくなった。
何故だかいつも気づかぬうちになくなってしまうシャンプーにリンス、そしてボディソープ。
体を洗っている最中に、残り3プッシュくらいになっている容器の中のボディソープを見て「あっそろそろなくなるなぁ」と意識していても、ばしゃっと洗い流してざぶんと湯船に浸かったころには半分以上忘れており、湯船から上がってタオルで体を拭くころには完全に忘れており、ドライヤーで髪の毛を乾かす頃には忘れたことさえ忘れている。
そしてそんなことを大体3〜4日間程度続けて、「い