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休職中の転職活動2

この記事は前回の続きです。


1.応募

まずは、キャリアアドバイザーさんからの紹介案件を中心に応募ボタンをポチポチしていきました。
面談で、書類通過率は2~3割となる人が多いことと、ワーママ転職なのでもっと通過率は落ちる可能性が高いということでよさそうと思った所はとりあえず応募という感じでOKと言われたので、気楽に応募ボタンを押していました。面談していなければそのあたりの感覚もわからず応募ボタンが押せなかったので、面談してよかったなと思いました。また、企業への書類選考依頼の際にキャリアアドバイザーさんから「子供あり、〇時~〇時の勤務が可能」等の補足をしてもらうことになりました。
私は約40社応募しました。

2.書類選考

応募すると、どうやらエージェント内の社内選考→企業の書類選考という流れになるらしく、そこでバサバサとふるいにかけられました笑
通過率は約2割でした。

3.面接

面接は得意なので、面接まで行ってしまえば割と順調に進んだ気がします笑
人物評価はよい評価をもらえることが多く、お見送りだった企業も労働条件的なものだとキャリアアドバイザーさんから教えていただきました。
この辺りはまた別の記事で書きます。
面接中にほめていただけることも多く、現職で「私は何もできない、社会にとって価値のない人間だ」と感じることが多くなってしまった私でも、環境が違えばここまで歓迎してもらえるのかと感動しました。

4.内定→承諾

ある企業さんから時短勤務可で内定をいただくことができました。最終面接では細かい質問事項や労働条件の提示をしていただき、あとはそこの支社のお偉いさま方に次々に紹介される顔合わせの場でした。
1次面接から最終面接の期間に「かぺさんの普段の人柄が見たいとおっしゃられています。ほぼ内定を出すことは決まっているので、内定承諾かどうかあらかじめ考えておいてください」とキャリアアドバイザーさん経由で言われていたので、お話しさせていただいて社内見学もして内定を承諾しました。

5.各所への報告

内定が出たことを夫の次に伝えたかったのは精神科の主治医でした。診察の際に、内定が出たことを伝えると「かぺさんなら絶対転職先すぐに決まると思っていました。かぺさんならいろいろなところが欲しいと思うだろうし、新しい会社はかぺさんが来てくれてラッキーですね」と言っていただけました。それが仕事とはわかっていますが、私のことをそんな風に言っていただけることが本当にうれしくて幸せだなと感じました。

次に職場への報告です。所属長とそのさらに上の上司(私が入庁した時の上司)に面談の時間をいただき、お話ししました。
休職中だったので、「違う部署に異動してもいいし、もっとゆっくり休んで考えても大丈夫」と言っていただいていましたが、次が決まったことを伝えると「元気になって次の職場まで決まってよかった。でも寂しくなるね」と言っていただきました。解散した後に涙が出ました。
この人にうつ病になる前に相談していたらまた何か違ったのかもと思ってなんだか悔しい気持ちとうつの原因となった人たちに対する何とも言えない気持ちが出てきていました。

6.退職面談

休職中は1ヵ月に1度面談をしていただいていましたが、退職を打ち明けて最後の面談が開かれました。
今までの面談は、職場ではなく喫茶店でしてもらっていましたが、最後は副市長(もともと私の所属の上司だった人)とも会うことになり、休職をお願いする面談ぶりに職場に行きました。

副市長はわざわざ私が退職すると聞いて時間を取ってお話しする機会をくださりとてもありがたかったです(ちょっと怒られるかもと思っていたことは秘密です笑)「大変だったね。僕が定年で先にいなくなるねって話をしていたのにかぺさんが先に辞めちゃうの?」と冗談交じりでお話しして最後はお礼を伝えることができました。

それから所属長とその上司、直属の上司2名を含めた最後の面談が始まりました。
直属の上司は「次が決まってるんだってね」といって苦笑いをしていました。迷惑をかけてしまったのでこの反応は仕方ないです。
所属長は、最後まで「気は変わってない?」と退職を惜しんでくれたり、私が誰かと鉢あわせしないように気を使ってくれたり、本当に優しい人でした。
とてもやさしい人で疲れていそうなので申し訳なかったです。退職する私が願うのもおかしいのですが、所属長にいいことがありますようにと思います。


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