新しい考えを軽やかに採用する
自分の採用したい考えを採用すればいい。
こう書いてみると「そりゃそうだ」って言いたくなるようなことなんだけど、わたしはいつもそう思っています。
そんなことを、大好きな不思議話を例にして書いてみようと思う。
わたしは「生まれ変わり」を信じている。
もう何十年も前から、そう信じている。
もしも人生は一度きりで、命尽きたらそれで終わり。生まれ変わりがないのだとしたら、「なんでこの人生?」って疑問に思っちゃう。別に不幸な人生ってわけじゃないんだけど。
だけど「魂」というものがあって、みんな何度も生まれ変わっていろんな体験をしているんだという考え方をしてみると、なんとなくしっくりくる。長い輪廻の中、必要があって今回はこの人生体験をしているのねって思えるのだ。
一方で「生まれ変わりは信じていない」という人だっている。
わたしの知り合いにもそう考えている人がいて、「死んだらすべてが終わり」だと思っている。だから「死」がとても怖いのだそう。
生まれ変わりがあるのかないのか、これについてはなかなか証明するのが難しいと思う。
時々あの世に行きかけた人の話を聞いたり読んだりするけれど、実際に自分の目で見ないと信じられないって人もいるだろうし。
だけど、わたしはやっぱり「生まれ変わりはある」っていう考え方を採用したい。
だって、その方がわたしの心が軽くなるから。
それがわたしの採用基準かもしれない。
「生まれ変わり」の話に限らず、世の中にはいろんな考え方がある。その中から自分の気に入った考え方を取り入れてみたらいいと思う。誰かを盲信するのではなく、誰かに押し付けるのでもなく。
いろんな人の意見を取り入れたり、取り入れなかったり、取り入れたけど違うような気がしてまた選び直したりしながら、自分なりの考え方の軸というものを作っていけばいいと思っている。
「わたしはこの考えを採用します」
そんな軽やかさでいたいと思う。
そんなことを、きのうの初詣の後にぼんやりと考えていました。
そして少しだけど「生まれ変わり」ついて書いたことに、なぜかちょっとドキドキしている今なのでした 笑。