【ペルー旅行④】旅行記#3 ペルーで交通事故に遭う。
ペルー旅行記3本目!本日の記事は旅2日目です。
おいしい朝ごはん
ペルー到着日は深夜に空港着だったため、空港直結のホテルに宿泊。
朝食はホテルのバイキングをいただきました。
いざ、リマ市内へ!…と思ったら、、、
この日の予定はリマ市内の観光。ペルーの首都であり、世界遺産にも指定されている街です。
出発の準備を整え、ホテルでUberを呼ぶことにします。
…が、なぜかUberが使えず。夫婦二人とも下記のように出てきてしまい、何度やっても呼べず。
他のUber的なアプリをインストールしようとするも、SMSが届かず本人認証をクリアできないという壁にぶち当たり、ライドシェアは諦めることに。(海外旅行行く方は日本でUberなどの登録を済ませておくのがオススメです!)
ホテルにいたのでコンシェルジュの方にお願いしてタクシーを呼んでいただくことにしました。
タクシーでリマ市内へ出発。
空港からは大体20〜30分くらいの道のりです。
ペルーの人は運転が荒い…!
みんな飛ばすし、車線変更では「えっこの距離で入ってくるの?」という近距離で前に割り込んでくる…。
そしてクラクションがプープーうるさい…(この日の午後にはクラクションの音に嫌気がさす笑)。
「これは結構事故が起きそうだなぁ…」と思っていたら。。
前の車が急停車!
私たちも急停車!
そして後ろからドン!ドン!
…と衝撃が2回。
3台の玉突き事故に巻き込まれてしまいました。
人生で初めての交通事故
その時の写真がこちら。
見ての通り、そこまで大破損というわけではなく。
私たちは1番前のタクシーに乗っていたので、怪我もありませんでした(良かった…)。
衝突したときは、ちょっと夢見心地というか。
「え、事故った?私たち事故った?」みたいな感じ。2人とも怪我もなかったので、「まじ?」という感じで若干笑いながら顔を見合わせました。現実味がなかった…。
最初、旦那が様子を見に降りたけど、冷房もない車内で暑くなってきて、私も下車。
タクシーの運転手さんには話しかけられるもののスペイン語なので何を言っているかわからず…。私はイタリア語ならわかるのでイタリア語で話しかけてみるも通じず…(スペイン語とイタリア語は言語的にかなり近いので)。英語で話してみるも通じず…。
ということで言葉の壁があって状況を把握できないのが結構しんどかったな~。
とりあえず横の歩道で待機するも、警察も全然来ないし、ぶつかったドライバー同士が話しているのをボーっと横で見ていることしかできず。
そんな間に旦那は周辺のリサーチ(散歩?)に行ってしまい、何かあったら困るので私はずっと一人で心細くなりながら座っているという状況。
とかなんだかんだしてたら、タクシーの運転手さんが電話を渡してきました。「会社の英語できる人と繋いでるからこれで話して」とのこと。
電話口の相手の方が分かっていなさそうだったので、「こういうことですよね」と同じことを何度も何度も確認しながら、電話を終える。タクシー会社の別のドライバーが迎えに来てちゃんとホテルまで送るからもう少し待っててね。とのことでした。
結果論だけど、もしあの時Uberに乗って事故に遭っていたら、代わりの車とかも来れなかったよな…と思うと、とりあえずタクシーで良かったかも。と思いました。タイミングだからUber乗ってたらそもそも事故ってなかったかもしれないけど!
それにしても警察?事故処理?の人は来ず…(何なら一度POLICEがこちらを見ながら走り去っていったんだけど…「あ、行っちゃうんだー」と思ったよん…)。
そしてちょっとした渋滞も起こりつつ、この手前の道を抜けていく車が結構あることに驚き。
そんな様子を隣のベンチでずっと見ていたら、運転手さんが私たちのスーツケースを出してくれようとしたけど…。
事故の衝撃でトランクが開かなくなってしまった。。。
何度やっても、叩いても、開かず。。
「スーツケース戻ってこなかったら、今日が初日だから、下着とかスキンケア用品とか着替えとか全部揃えなきゃいけないのか…」と、今日この後の予定を考えて憂鬱になる。
旦那は「PCがやばい、発火したらどうしよう」と心配しておりました。
そしてこの後連絡をとれるよう、運転手さんと連絡先を交換しました。
まさかペルー人の連絡先を手に入れる日がくるとは…。
そしてついに!代わりのタクシーが到着!ここまで1時間強くらいかかったかな?
私たちはタクシーに乗って現場を後にしました…もちろんスーツケースは現場に置き去り…。
リマ市内到着。ミラフローレス地区を歩く
ひとまずホテルに着いて、スタッフさんに事情を話し、「スーツケースの件よろしく」とお願いしました。温かいスタッフさんのいるホテルでよかった…!
まだチェックインはできないので、近くのショッピングモールに行ってみることに。
この「ミラフローレス地区」はリマの新市街で、とても現代的に発展している場所です。
アイスを食べていたら、疲れがドッと出てきました。
事故に遭ったときはヘラヘラしてたけど、「一歩間違えたら大怪我してたかもしれないんだよな…日本から遠く離れたペルーで…」と思ったら、改めて怖くなって。時間差でショックを受けていました。
旦那が「帽子を忘れた」ということでノースフェイスで普通に1万円くらいする帽子を購入し、スーパーで飲み物を調達し、もう疲れたのでホテルに戻ることに。
リマのホテル「ARAWI MIRAFLORES PRIME LIMA」
戻ったら部屋に入れたので、速攻寝ました。なんかアイス食べたあたりから気持ちが疲れちゃって…。休息が必要でした…。
ちなみにこちらのホテル、バスタブもあるし、スタッフさんは親切だし、部屋も綺麗なので結構おすすめです!
SIM探しとリマ旧市街観光
「行くなら早くいかないと」と旦那に起こされ、リマの旧市街へ向かうことにしました。リマの観光日はこの日1日しかとっていなかったので。
まず第一のミッションはSIMカード探し。
旦那がSIMとかスマホとか大好きなので、ペルーのキャリア「Claro」を探しに行くことに。
Google mapで見つけたClaroのお店を目指し、Uberをピックアップ。
この時のUberの運転手も、なぜかTシャツ片手に、クラクションもガンガン鳴らし悪態をつきながら運転する荒めのタイプの方で、「もう勘弁してー」という感じでしたが、無事目的地には到着。
しかし目的のClaroショップが見つからない…。
現地の、裸で歩いている人もいるようなちょっと治安悪げな場所で、私は戦々恐々としながら歩いて。旦那はずっとClaroを探してて。
結局正規店は全く見つからず、怪しげな店しかなかったのであきらめることに。
旦那はまだClaroを探したそうだったけど、旧市街の観光名所が早く行かないと閉まってしまうので、とりあえず旧市街を目指すことに。
そしてUberを呼ぶも…5分待っても全然車が近づいてこない!この時道がすごく渋滞していたようで、離れていく車のアイコンを切ない気持ちで眺めていました。
この時点でトイレも行きたいし、ちょっと治安悪めな場所にいて緊張もあり、そもそも今朝事故に遭ったという状況で疲労MAXな私たち。旧市街までは歩いて約30分…、でも流しのタクシーも良くない口コミを見ていたから怖いし…ってことで歩くことにしました。
この道もまたすんごい人で。しかもアンプとかを売っている音楽系の店も多くて。狭いうえに人が多くて、クラクションもビービー鳴ってて、店先からは爆音で音楽が流れてきて、うるさいしなんか怖いし!!!
ということでもう私のストレスは爆発寸前w海外は慣れている方だと思うけど、この時はもうふてくされてました。
あ、そうそう。SIMカードを売ってくれるClaro代理店みたいなお店が通り道にありまして。
お店のお姉さんとGoogle翻訳を駆使して会話して、路上のATMでソルをおろして、頑張ったんだけど…。
「パスポートが身分証明書として認められません」ということで入手ならず、でした…。こんなに頑張って歩いてきたのに!お姉さんが誰かと電話してるのずっと待ってたのに!
多分観光客が来るような店じゃないから、普通にペルーの人用のSIMをあてがおうとしてくれて、日本人じゃダメだったのかなと思います。
※後日クスコにあるClaroに行ったらめちゃくちゃスムーズにSIMを入手できました!もちろん身分証明はパスポートです。
そんなこんなでなんとか旧市街に到着!上記の写真の通り、植民地の拠点だったこともありヨーロッパ的な建物が立ち並んでいました。
しかし、もう疲労MAXな私たち。
朝から事故に遭って、治安悪めな場所に行って、そこから治安悪めな道を30分歩いてきたらそりゃもう疲れるのも仕方ない!
ということで、観光地の中心にたどり着いたものの、もう観光する気力は一切なく。。
申し訳程度に広場の写真だけ撮って、ちょっと食べ物を買って、帰ることにしました。
帰りはUberを呼べました!旦那は「ごめん寝ていい?」とUberの中で爆睡…。でも、この時のUberは通行人に道も譲るような素晴らしい運転手で、もちろんチップを弾んだよね…。
夕食は人気レストランPunto Azulで
ただ!疲れていたけど、この日最後に行きたかった人気のレストラン「Punto Azul」。
ホテルからも近いのでここでおろしてもらいました。
「すごい並びます」という口コミが多かったので行けるか心配でしたが、18時頃だったからか5分待ち程度で入れました。
お味は…前情報で期待しすぎたせいか、私にはそこまで響かなかったかなという感じです。普通においしかったけど、前ヴェネツィアで食べたイカ墨パスタの方がおいしかったなーと。イカ墨リゾットにすればよかったかなあ。リゾットもおいしいらしいです。
でも、現地の人に聞いても「いいレストランだよね」と言っていたし、口コミ評価も高いので、近くのホテルに宿泊する方がいたら行ってみてください!
ホテルに戻ったら喜び爆発!そのワケは
そして!
ホテルに戻ったら、なんと!
スーツケースがあるやないかーーーい!!!!
事故った運転手さんが届けに来てくれていました。めちゃくちゃ待たせてしまっていたっぽい…。
「この後ショッピングモールに買い物行かなきゃかなぁ」と思っていたので、めっちゃくちゃ嬉しかったです!!!取り出せてよかったぁ!!!
超疲れた一日
ということで、ペルー旅行1日目は、想像と全く違う形で終了しました。
つっかれたけど、命があるだけ感謝だー!!!
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