【オリジナル短歌・創作詩】13.天敵と点滴
こんにちは。
寝れない夜行性動物のponogardenです。
タイトル通りです。
天敵に贈る点滴のような詩です。
根性の悪い芸術家と、向日葵と、
月と太陽のパフォーマンス。
必要な人に届くと信じて。
世界を勇気づけられると信じて。
↓
我こそは 根性の悪い芸術家
一生記憶から話しかけてやる
幻聴で「めっちゃ可愛い」と女性の声
幻聴ついにギャルになったの?
「いらねぇよ」目の前ビリビリに破かれる
それこそ欲しいパフォーマンスだよ
人間が咲かせる花があるならば
君も私もニコニコの花
不器用でへんな笑顔と言われちゃう
僕はそんなとこ気に入っちゃってる
君はお花を指さして「あなたみたい」なんて言う
僕はそんな君にニコニコ
「笑顔の種」ここに植えておいたんだ
夏になったら君は爆笑
「笑ったら免疫上がるらしいよ」と
昨日の映画のセリフ残ってる
君のその寝顔を見ては笑ってる
起きた君にはそのこと内緒
朝イチでボケをかますの関西人
君にお尻を蹴られる運命
太陽が 月に過ち打ち明けて
月はそれを「うん」と頷く
「月より」
太陽は「お前になれない」と言うけれど
私にとっても「お前になれない」
2024.12月中旬
ponogarden