神様の相談場所は天安河原
今年のお盆に熊本県と高千穂峡へ旅行しました。
今回は天岩戸神社西本宮と天安河原✨
太陽の神である天照大御神が、天岩戸(あまのいわと)と言われる洞窟へ籠ったと古事記や日本書紀に記されており、その天岩戸を御神体としてお奉りしている神社が天岩戸神社です。
駐車場に着くと、天岩戸の入り口を塞いだ岩を投げ飛ばした、力強い手力男命がなかなかの迫力で出迎えてくれました。
この岩は、ここ宮崎県から長野県の戸隠山へ投げたと言われています。神様目線の距離感覚は規模が大きすぎる( ̄  ̄)
この柵の中には立派なニワトリ(東天紅)がいました。
神話の中でも、洞窟へ籠もってしまった天照大御神が出てくるよう、長鳴鳥(ニワトリ)を鳴かせたとされています。
「ニワトリが鳴くと朝が来て太陽が昇る」=「ニワトリの鳴き声には太陽の神様を呼ぶ力が有る」と言う事で鳴かせてみた様です。
結局は失敗に終わるのですが・・・
この日は、ニワトリが突然鳴き出しました!
本当に大きな、よく響く声で、長鳴鳥というだけあって、歌を1曲歌ってるかの様に、長い間鳴いていました。
貴重な鳴き声が聞けてラッキー♪
西本宮は、天岩戸を御神体としているので、本殿はありません。西本宮拝殿の裏側に天岩戸が見える天岩戸遥拝所があり、神職の方が案内してくれる様です。
参道を奥の方へ進み、川の方へどんどん下って行き、天安河原を目指します。
川へ近づくにつれて少しずつ涼しく、水流の音が大きくなっていきます。
ちなみに・・・
天安河原とは、洞窟に籠もってしまった天照大御神を、どうにか外へ出せないかと、神々が相談した場所だと言われています。
太陽の神が籠もってしまった事で、世の中は真っ暗になり、食物も育たなく、病気も増え、神々は必死な思いで太陽を待ち望んだ事でしょう。
ここの周辺の石は、全て積み重ねられてしまっているのでは?と思う程、物凄い数の積み重ねられた石が(゜o゜;
神様達が集まって相談した時の強い思いと、参拝へ訪れた人達の思いで、偉大なエネルギーが集まっている気がしました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
高千穂峡の記事もお読み頂きありがとうございました。
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