【読了】実践的データ基盤への処方箋
前回に引き続き、データ分析・データマネジメント系の書籍の紹介をさせていただきます。
■前回
実践的データ基盤への処方箋
こちらは、ゆずたそさん・渡部徹太郎さん・伊藤徹郎さんによる書籍です。
昨今、企業内データやオープンデータをデータ活用するためデータ基盤していく企業も多いと思いますが、「どうやってそれを作るのか?」「実現するにはどういうポイントがあるのか?」について、初級者/入門者が全体像を把握できるような書籍は少ないと感じています。(専門的&がっつり関わるタイプの方々にはDMBOKがありますが、読むには体力がいる・・・)
そういった、初心者/入門者がこれから関わろうとする方々のために「データ」、「システム」、「ヒト」の3つの切り口でで、実践的なデータ基盤構築のノウハウの全体像を解説している点が本書のポイントです。
章構成は大きく3つに分かれております。
・1章 データ活用までのデータ整理
・2章 データ基盤システムの作り方
・3章 データ基盤の支える組織
どの章も現場で起きえる具体的事例やアンチパターンを基に記載されており、「データ整備」「データ基盤システム作り」「組織作り」に関しての課題と対策を学ぶことが出来ます。実際に私も仕事で直面している類似問題と重ね合わせながら読み理解しています。
おそらく、データ基盤の専門的が技術知識やアルゴリズムなどの知識がなくても、読める内容になっております。データ基盤系の最初の1冊として読んでみてください!
最後におまけとしてゆずたそさんのブログを載せておきます。
データ基盤関連の記事だけでなく、プロダクトマネジメントなどの記事もあり面白いかったです。
本日もご覧いただきありがとうございました!
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