観察日記939 3 ぽんマス 2022年12月30日 09:19 観察日記939おはようございます。「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋・ネアンデタール人とホモ・サピエンスの重要な違いは、学習と協力・ホモ・サピエンスがネアンデタール人にとって代わった理由 ・議論の中心は「知性」になることが多い ・1856年ネアンデタール人の化石が最初に発見されたとき、ネアンデタール人は粗野で思考も単純、退化したホモ・サピエンスとさえ言われた ・今日では、ネアンデタール人とホモ・サピエンスの行動に能力的差はなかったと主張する人もいる ・その場合、ネアンデタール人が消えたのは「運が悪かった」からということもありうる ・実際、ネアンデタール人は約6万年ものあいだ侵略者(ホモ・サピエンス)の猛攻をしのいでいた ・ネアンデタール人の物質文化はホモ・サピエンスとよく似ていた ・移動する現代の狩猟採取民のような生活 ・行動能力は似ているが、つねにホモ・サピエンスの方がわずかながらすぐれた文化を作り出していた ・ネアンデタール人は食糧の長期保存ができなかったらしい ・橇や船を作ったり使ったりした形跡がない ・ホモ・サピエンスは約6万年前に海を渡ってオーストラリアに移住 ・火を使って良質な石器を作ったり、湯を沸かしたりすることはなかった・ただ、ネアンデタール人の脳はホモ・サピエンスとほぼ同じ大きさ ・ネアンデタール人がホモ・サピエンスより知能が低かったという明確な裏付けはなく、信憑性に乏しい ・ネアンデタール人の目は大きく、視野角は大きかったはずなので、思考処理能力はホモ・サピエンスよりわずかに劣る程度と推測・ネアンデタール人とホモ・サピエンスの知能の差では、進化的な成功の違いをうまく説明できないように思われる・「ホモ・サピエンスは自己家畜化し、ネアンデタール人はしなかった」という考えに基づき、ホモ・サピエンスの方が優れた協調性を持っていた、とする説の方が説得力がありそう・ネアンデタール人はホモ・サピエンスより少人数で生活 ・人間の小規模な社会集団は、社会的緊張が高まると小さく分裂する ・近親交配が繰り返されるような小さな集団は、ネアンデタール人のようにすぐに攻撃し合う性質に由来することが多い ・結果、小さなグループに分裂していく ・ホモ・サピエンスだけが生み出してきた高度な技術は、専門性を忠実に伝えられるかどうかに左右され、ネアンデタール人にはそれが欠けていた(マリアン) ・武器や道具の改良、毒の使用、熱による加工、接着剤など ・相互学習が苦手な種にとっては難しかったはず ・共同作業が必要な道具の作成という点ではネアンデタール人はホモ・サピエンスに差をつけられていた ・ネアンデタール人の文化が発達しなかった理由は、知能というより社会性の問題だったことを示唆(ネアンデタール人とホモ・サピエンスの違い) 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 amzn.to 5,390円 (2022年10月10日 07:18時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) ブログ - faber-school.jimdofree.com #観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #人間 #環境 #科学 #遊び #思い込み #実験 #観察 #常識 #観葉植物 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #ふぁーべる園芸部 #教育知 3