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観察日記954

観察日記954
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・3つの道徳的問題
 ①人間はなぜ例外的に向社会的なのか?
 ②なぜ何かに導かれて善悪を判断するのか?
 ③なぜ悪事を目撃すると介入したくなるほど気にかけるのか?
・トラブルメーカーにとって死刑が現実的な脅威となる閉鎖的な小集団
 ・「人間の集団で平等主義が強まるたびに、論理的な適応として、バンドのボス的な存在は支配力を慎重に抑制するようになった…やがて、他の動物では進化しなかった良心の原形のような意識が芽生え、類人猿的な恐怖に基づく自制心が人類の祖先に広がっていったのだろう」(2012、ボーム)
・ボームの考えに倣って推論
 ・団結による能動的攻撃性を用いる最初の段階では、下位の者たちの力は、支配的な男を抑制する反権力行為に利用されたにすぎない
  ・女性はほとんど影響を受けない
  ・男性の間で野心的な者や、乱暴な者が淘汰
 ・下位の者がどれだけ積極的に協力するかどうかは、コントロールの目的さえ達成されれば問題にならない
  ・権力に対抗するための団結は、強い反応的攻撃性を淘汰
 ・次第に男性は温厚な性格で生まれるようになり、他者に暴力をふるう者も少なくなった
  ・自己家畜化の始まり
 ・この段階では、道徳的感情はほとんど影響を受けなかったと思われる
 ・次の段階として、身体的に強いボスを殺す能力を発達させるうちに、下位の男たちは一致団結の圧倒的な力に気づく
  ・協力して人を殺すことを覚える
 ・団結して人を殺す集団の利益を、不服従によって損なえば、理屈の上では脅威を招く
  ・年配の男たちの権力の前では、支配的な乱暴者も女子供と等しく弱い立場
 ・移動生活を送る狩猟採取民のあいだでは、野心家のボスだけが仲間の暴政の犠牲者ではない
  ・女性でも若い男性でも、男たちが強いるルールに従わない者は誰であっても処刑される可能性がある
 ・その結果として、男性の連合が権力を“握る”だけでなく“行使する”社会が現れる
・小規模社会の法制度の研究(ホーベル)
  ・多くの信念体系は、「人間は超自然的な力や精霊に支配されており、それらは本来情け深い」といった宗教的な見解に基づく
   ・不可抗力のせいにすることで信念体系を正当化
   ・そこから、イヌイットの「女は社会的に男より劣るが、経済的生産性と子育てには欠かせない」といったような一連の前提条件がでてくる
  ・アボリジニ社会における効果(ハイアット)
   ・女性の男性への従属はないが、男女平等ではない
   ・男性が支配する宗教的な知識が支配を正当化
    ・男たちの秘密を知った女性は処罰されるが、女性の儀式に男性が乱入しても報復されない
   ・神々は男性に甘い
・社会に対する犯罪を定義するのは年長者
 ・「脅迫と虐待は同じ末路をたどる。迷惑者はまず仲間外れにされ、迷惑行為を改めなければ粛清される」(イヌイット)
 ・世界のあらゆる地域で、男性の連合が自分たちの定めたルールに従って人の生死を左右していた
 ・男たちが生死のコントロールで社会を支配するようになると、彼らの言葉が法律になる
  ・同調の重要性は誰もが知っているから、みな不平等を甘受する
 ・男たちは最高の食べ物と最大限の自由を手に入れ、集団内の最終決定権を握る
・「逆支配階級制」(ボーム)
 ・移動狩猟採取民に見られた男性間の平等主義の制度
 ・ボス志願者が男性連合に支配される
 ・連合に敗れたボスは連合に吸収されるので「反支配階級制」と呼ばれることもある
・更新世中期に、もっとも屈強な喧嘩相手をも制御できるという発見により、それまで従属していた男たちは他の方面にも支配力を及ぼせることに気づく
 ・「権力は腐敗しやすく、絶対的権力は絶対的に腐敗する」(アクトン卿)
・死刑導入後に、男性の女性支配は新たな形式「家父長制」になった
 ・成人男性が自分たちに共通する利益を守るネットワーク
(男たちが支配する社会)

昨日図書館に行ったら興味をそそられたので借りてきました😁

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