観察日記1637
観察日記1637
「はじめての精神科」をまとめ中です✋
(まとめ始め→https://note.com/ponmas/n/neae1813be57e)
・感情にも優先順位がある
・ある状況においてそれにふさわしい感情や反応がある
・悲惨な状況や苦しい立場に追い込まれたとき、悲しみや無力感などが生じるのは自然な反応
・社会的にも公認された感情表現
・精神に問題があると捉えられる場合
・悲しい場面で逆にハイになる、反射的にアルコールや薬で現実逃避を図るなど
・不自然で周囲に迷惑や困惑や不快感を与えかねないゆえに、よほどのことでない限り自主規制される
・感情表現のありようにおいて、優先順位としては下位に位置づけられる
・妄想のあるなしではなく、その順位が問題
・たとえどんな妄想を抱いていようとも、「それはそれとして」普通に振舞っていれば何ら問題はない
・しかし、(被害)妄想が膨れ上がれば、「敵」「加害者」と思う人物に逆襲したり、告発したりするようになる
・彼にとって被害妄想は紛れもない事実
・「優先順位の上位」に位置する案件は、どんな手段で告発するかや復讐の方法のあれこれということになる
・被害が自分の思い過ごしではないかといったためらいは「優先順位の下位」に押しやられている
・問題をはらんだ精神のありようは、優先順位というキーワードでとらえられる
・順位が少し違うだけで奇異に見えてしまう不思議
・「優先順位」という単語はニュートラルな言葉
・「精神に問題がある」という表現は少なからずマイナス方向への価値判断が伴っている
・援助者の「やる気」までも削いでしまいかねないニュアンスがある
・優先順位が良識や常識から逸脱している状態にすぎない、と捉える
・それだけのことと相応の心構えができる
・あまり不安を覚えたり感情的にならずに済む
・冷静かつドライに向き合える
・人間はほんの少しだけ優先順位がおかしくなっても、それだけでものすごく奇異に映ることが少なくない
◇妄想の持ち主が飲食店を経営していると場面
・電波で攻撃されると店の中に告発のポスターをびっしりと貼る
・ただし、料理の腕はいいし、金銭のやり取りもできるし、電波のこと以外であれば世間話もできる
・しかし、被害妄想を世の中に訴えるのが優先順位のトップになっている
・これだけで、あの店主は精神に問題があるとみなされる
・そんな風に認識してしまうのが世間の常
(精神に問題がある」とは？)
■まとめ
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■旅の始まり
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