観察日記956 3 ぽんマス 2023年1月16日 07:19 観察日記956おはようございます。「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋ ③なぜ人間は善悪に敏感で、正しいことをしようとするだけでなく、互いに行動を見張り、間違ったことをしたと見なす人物を罰するのか? ・個々人が非協力者と見なされないよう、身を守らなければならないから ・互いに協力する連合の構成員たちは絶対権力を有し、厄介な人物を排除することで恩恵を受ける ・権力が絶対的になるのは、制裁が比較的容易だから ・連合をつくる過程や、殺害を妥当とする決定はしばしば複雑になるものの、殺人そのものにはリスクはない ・幅広い罪状で処刑が行われるようになる ・違反者は必死で極刑を避けるようとする ・その結果、重鎮からひとことあるだけで、誰しも複縦が大事だと思い出す ・善悪に敏感になるのは、悪者と判定される極度の危険に対して私たちが進化させた反応 ・動物では見られない人間ならではの感情 ・恥、気まずさ、罪悪感、仲間外れにされる苦痛など ・恥じるというのは、社会規範に背いたという表明なので、謝罪して取り入る名誉挽回の力になる ・恥は、社会的または物理的な死につながる仲間はずれから身を守るために発達したのでは ・恥と同様に、気まずさの度合いは他者からどう思われているかという認識に左右される ・気まずさにはぎくしゃくした社会的な関係を修復する働きがある(ゴッフマン) ・なぜ社会的地位が重要なのかは、「処刑仮説」で説明できる ・罪悪感も苦痛を伴う感情で、社会的な関係を修復する役割がある ・「他者を傷つけたという認識から生じる痛ましい情動」 ・非を認めるには、他者への攻撃的な自己主張を抑え、自らを顧みなければならない ・無視されたり排除されたりする苦痛(キプリング・ウィリアムズの研究) ・見ず知らずの人たちとほんの2,3分ゲームをした後、ゲームから締め出されると、悲しみや怒りの感情が湧くことがある ・疎外感や無力感、気分の落ち込みを覚え、生きる意味さえ薄れるなどのさまざまな悪影響も観察された ・仲間外れにされると、即座に神経系で一連の強い反応が起きる ・更新世の時代、排斥される対象の多くはよそ者ではなく、仲間だったはず ・社会的に孤立する潜在的な危険があったことで、強い情動反応が淘汰によって勝ち残った・現代人の考え方も、昔ながらの致命的な失態から身を守るように適応 ・何を「善」とし、何を「悪」とするかは文化によってさまざまなので、私たちは思考力を駆使しなければならない ・文化規範を身につけるために進化した仕組みが「規範心理」 ・「規範」は「共同体で共有され、強制される学習行動基準」 ・「規範心理」は「規範に対処するための認知メカニズムと動機と気質」 ・規範心理は社会的な落とし穴から身を守るために進化(ヘンリック)(善悪を心得る者が生き延びる) 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 amzn.to 5,390円 (2022年10月10日 07:18時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) ブログ - faber-school.jimdofree.com #観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #人間 #環境 #科学 #遊び #思い込み #実験 #観察 #常識 #観葉植物 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #ふぁーべる園芸部 #教育知 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート