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観察日記924
観察日記924
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋
・死刑の目的は、国家と小規模社会では幾分異なる
・国家では、死刑が支配者に反抗する個人を排除するのに役立つことが多い
・特に権力構造が不安定な国家ができて間もないころには、大衆の目を引く方法で処刑することが多い
・金正恩が2011年に最高指導者となってから最初の4年間で自分の叔父を含む70人以上の部下を粛清
・高官たちの前で銃殺するなど芝居がかった行動が目立つ
・今日の西洋人には恐怖を感じる行為だが、歴史の中では、身近な仲間の幸福でさえないがしろにする騎士がそのまま専制君主になり、ほとんど非難されなかった
・国家では、死刑が「王の専制」を守るという、小規模社会にはない目標を達成した
・小規模社会が一人のリーダーの権力基盤を守ることはない
・そもそもリーダーや「王」が存在しないのがふつう
・狩猟採取民やほかの平等主義の集団で死刑が担うのは、社会の規範に従わない者や利己的な攻撃者から「いとこたちの専制」を守ること
・攻撃的な男を殺すことで明確に示される社会的支配力は、人間の進化において明らかに公判で重要な意味を持っていた
・ホモ・サピエンスの自己家畜化に関する中心的な問題は、反応的攻撃性が特に高い個人が殺される傾向にあったかどうか
・平等主義的な社会では、独裁者になろうとする者の処刑が体系的に行われてきたという特徴がある
・刑務所や警察が存在しない世界では、目に余る反応的攻撃は処刑で止めるしかない
・移動生活を送る狩猟採取民に見られる平等主義はすべて、極端に攻撃的な個人が殺されることを内包している
・支配的な行為がないことが取り柄の平等主義が、人間がなしうる最も支配的な行為によって維持されているというのは、皮肉で不穏な結論
(いとこたちの専制)
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