観察日記922 2 ぽんマス 2022年12月13日 07:18 観察日記922おはようございます。「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋・1986年、ごく小規模社会における死刑が科学的調査の対象となる ・死刑は国家のみで見られるという仮説の調査(オターバイン) ・強力な政治的指導者だけが立場上、自分を脅かす人々を処分できるという前提 ・死刑は「政治的共同体の中で罪を犯した人物を適切に殺害すること」(オターバイン) ・しかし、死刑は人間の普遍的な事象・オターバインは、死刑の有無がよくわからない狩猟採取民の文化をいくつか見つけたが、充分な情報があるすべての社会に死刑は共通していると判断 ・ボームの追跡調査によれば、死刑は人が住むすべての大陸で行われていた ・特に、イヌイット、北米先住民、アボリジニ、アフリカの狩猟採取民に多い・狩猟採取民においても、アメリカの死刑制度と大衆によるリンチの結びつきとよく似て、殺人がさまざまな形で社会的に支援されている ◇ジュホアンシ族(クンサン族)の調査(リー) ・トゥイという男が集団内で3人を殺害 ・(めったにないことだが)集団内の全員が集まり、真昼に待ち伏せして、トゥイに致命的なけがを負わせる ・彼が死にかけて倒れているところに、男たちが毒矢を放ち続ける ・トゥイが死ぬと、その死の責任をみんなで負うことを象徴するかのように、男女全員が死体に槍を突き刺す ・「平等主義の集団が、ほんの短いあいだ国家となり、生死を決定する力を帯びたかのようだった」(リー)・暴力以外にも多くの犯罪が死刑を正当化・みなにとって死刑は重大な脅威となる・重罪と見なされる行為の一つは、文化的ルールをないがしろにすること ・ルールは男性に都合がいいものが多かった・ルールは非常に重要なので、好むと好まざるとにかかわらず、そのために個人が殺人を犯すこともあった(処刑の記録) 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 amzn.to 5,390円 (2022年10月10日 07:18時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) ブログ - faber-school.jimdofree.com #観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #人間 #環境 #科学 #遊び #思い込み #実験 #観察 #常識 #観葉植物 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #ふぁーべる園芸部 #教育知 2