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ぎっくり腰/2024年春に本を出す(第11話)

今朝は少し寝坊して、7時でなく8時にドトール事務所へ。いつも通りアイスティーのLサイズ、360円。きょうは珍しくお腹もすいていたので、モーニングBセットも注文。
13時くらいまで原稿をやっていたが、あまり集中力がなく──最寄駅の近くにあることは知っていたが──初めて入るモスバーガーでチーズたっぷりのハンバーガーにポテトのMサイズとドリンクのセットをテイクアウトして帰ることに。家の近くには気に入っている公園が3つあり、それぞれ第1、第2、第3と名づけていいる。第3公園でベンチに座りながら、コカ・コーラとハンバーガー、ポテトを食べて帰宅。
どうやら、疲れてしまったようだ。この2週間、朝7時からまたは朝5時まで、可能な限り原稿と向き合ったことがたたったのかもしれない。
ベッドに2時間くらい横になって起きてみると、なにやら腰が痛い。激痛が走る。起き上がれないことはないが、この状態でサッカーはできないだろう。長年スポーツを嗜んできたが、腰痛に悩まされたことは一度もなかった。どうやら噂に聞く、ぎっくり腰のようだ。
「腰を曲げて横になって寝るといい」というアドバイスをもらうが、それでも痛い。初めのうちは痛みが強く、その後おさまってくると聞いたが、なかなかの痛みである。煩わしい。まさにいま、ベッドで横になって書いている。
もしかすると、パソコンとにらめっこして原稿と向き合ったことによるダメージなのかもしれない。これはいい椅子と机でも買わなくてはならないな、と呑気に考えた。たしかに事務所では過度に集中して、いろんなところに力が入っていたはずだ。いい本にしたいと躍起になっていた。首は前がかりとなり、肩は高く上がり、それらを支えるために腰も長時間バランスを崩していたのだろう。
このままでは2、3日動けないかもしれない。困ったものだ。まだ原稿整理も途中である。明後日にはデザイナーとの打ち合わせも控えている。これは困った。しかし、これも天命。少し休んだほうがいいという思し召しだろう。
身体が不調だからか、不思議なことに、今朝まではいい原稿ができたと自信もあったが、急に自信がなくなっている。SNSで日記文学というジャンルがあることを知ったからか。たしかに「更科日記」なんかもあるわけだから、そんなジャンルがあることは容易に想像できるはずだ。ただ、わたしがアホなのか、日記文学なるものがあるとは一切考えもしなかった。というのも今回の本は、ある日記である。エッセイともいえるのだけど。そう考えると、日記文学に耐えうる作品に仕上げなくてはならないというプレッシャーが出てきたのかもしれない。
それでも焦りは置いておいて、いったん身体を休めてみよう。よくなりますように。

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