🇰🇭 カンボジアの穏やかな人たち コンポンチャム旅行記
12/5
現在カンボジア5日目
2日前までプノンペンにいましたが、なんだか都会に飽き飽きしてしまい、
田舎に行きたい!
と思いたち
コンポンチャムというところに来ております。
プノンペンから車で2時間くらいのところです。
コンポンチャムに着いた時は、あれ?思ったよりか栄えてる?と思いましたが、お店が固まってるのは街の中心地だけで、少し離れれば、ザ・田舎です。
コンポンチャムの見どころと言えば、乾季に作られる竹の橋、その名もバンブーブリッジと、日本の寄付により作られた橋 キズナ橋 と、街に点在しているお寺、くらいなのですが、唯一興味があるのはバンブーブリッジだけ。
しかし、街の人に聞いたら、バンブーブリッジはまだ作られてないよ!と。
なぬ〜てっきり乾季だからもう作られてるのかと思ってました。
話によると、あと1、2ヶ月後に架けられるそうです。まだ水位が高すぎるらしい。
ということで、特に観光するところもないので、宿で自転車を借り、ひたすら田舎街を走りまくることに。
と、その前に
今泊まってる宿はサンライズビラという宿なのですが、家族で経営されており、子供が3人います。
そして今日の朝、1番下の子と一緒に遊びました。
遊んだのは、折り紙。
折り紙なんて、我ながら女々しい。
鶴、ぴょんぴょんカエル、紙飛行機
を作ってあげました。
興味深々で、喜んでくれたようで良かったです。
バックパックが重いのは嫌なのに、どうにも捨てられず持ち歩いていた折り紙。
1ヶ月半越しに役に立ちました。
おそらく、作った折り紙は今頃くしゃくしゃになってる気がしますが、それでいいのです。
子供の笑顔が1番。
→ということで、炎天下の中街中を漕ぎまくります
最初に来たのは、街中にポツンと立っているこの塔
中に入ると上まで行けることに気づくのですが、階段が急すぎ。
75度くらいはあるのでは。
もちろん登ります。
まあまあ怖い思いをした割には、
正直物足りません。
田舎街を漕ぎます
自転車を漕いでいると、街の人は外国人である僕を、なんだこの人はと言わんばかりに目を見開いて、見てきます。
田舎なのでなおさら珍しいのでしょう。
ですが一転、ハローと元気に手を振ると、とびっきりの笑顔で手を振りかえしてくれます。
しかも老若男女問わず、ほぼ全員です。
なんて穏やかな人たちなんだ!
今日まで東南アジア5カ国を旅しましたが、ダントツでカンボジアの人が穏やかだと思います。
特に子供達は、飛びはねて挨拶してくれるので、心温まります。
そんなチャリ旅の終盤
ファンキーな人に遭遇します。
この人
みるからにファンキー。
ターザン映画にでてきそう。
事のいきさつ↓
初め、目が合った時にハローとお互い挨拶した後、そのまま通り過ぎようとしたのですが、こっちこいよ〜!と手招きをされました。
ちょっと迷いましたが、せっかくなので止まることに。
そしたら、水のペットボトルを指して
これ飲むか!と聞いてきます。
この人は水を売りたいのか?と思い
水は持ってるからいらないよ〜とジェスチャーします。
しかし、通じているのかいないのか、まぁいいから座れりなよ〜と満面の笑みで訴えかけてくるので、言われるがままに座ることにします。
そしたら、いきなり小さいコップに、ペットボトルの飲み物を注ぎ始め、渡されます。
匂いを嗅いだら、焼酎とテキーラを混ぜたような明らか度数の高い匂いが、。
酒だったのかいと。
そのまま流れるように、
乾杯!
もちろん飲みます。
と...こんな感じで一緒にお酒を飲むことになりました。
そして、飲み会が始まったぞ!と満足そうな兄ちゃんは、つまみも食えよ!と。
バナナ
焼き魚
よくわからない貝
酸っぱすぎるマンゴー
次々とつまみが繰り出され、
それを出されるがままに食べました。
しかし、これが意外と、いける。
この感情を伝えるべく、ジェスチャーで美味しい美味しい!と表現すると兄ちゃんも大喜び。
するとたちまち、ご機嫌すぎて食べ終わるとすぐ次のつまみを渡される、わんこそば状態に。
お酒も飲み終わるとすぐ注がれ、乾杯して、一気飲み。
お互い言葉は通じないけども、
ジェスチャーだけで気持ちを伝え、
テンションまかせに笑い合い、
30〜40分ほど2人で楽しみました。
不思議な時間。
そして帰り際、てっきりいくらかお金を請求されるのかと思ったら、いらないいらない!と。
しまいには、これ持ってきなよと、緑バナナを房でいただくことに。
なんともファンキーでいい人なんだ。
(さすがにタダでは申し訳ので、いくらか受け取ってもらいました。)
時間にしたら短いですが、異国で言葉の通じない人と酒を酌み交わす、なんとも濃ゆい体験でした。
多分この先一生忘れないと思います。
ありがとう兄ちゃん。
おわりに
今日は本当にたくさんの現地の人たちと触れ合いました。
僕の、「思い描いていた旅」がつまったような、そんな1日でした。
混沌とした街並みや、その国の美味しい料理など、都会でしか経験できないことはたくさんあります。しかし、その反対に都会から離れた田舎町だからこそ経験できることもやはりたくさんあるなと、改めて今日実感しました。
いろんな国に行く旅だとどうしても、その国の主要な都市ばかりを移動しがちですが、
これからは時間の許す限り、都市から離れた地域にも積極的に足を運んでみたいと思います。
くれぐれも、安全には気をつけます。
以上、コンポンチャムでの1日でした!
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