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【壺中人事塾8期】#2 調べる、考える、横に置いて楽しむの3つのスタンス

壺中人事塾という人事の学びの場。
開始して2週目。

my 図解労務入門

壺中人事塾の「学習会」での
先週(初回)の自分
今週(2回目)の自分
変化した行動や意識について書きます✍️

いつもの2,000字より少し長い2,875字です。

私の取り組み方や意識の変化

壺中人事塾 2週目です🙌 ワー

⚫︎日時:9/11(水)20-21時
⚫︎形式:オンライン
⚫︎内容:学習会(労務入門)
図解 労務入門コースのチャプター2「労働法、就業規則」を事前に読んでから参加し、受講生や坪谷さん、岩田さんと対話🗣️

とことん調べる先週の自分

この「事前に読んでから参加」の学習会。

先週を振り返ると…事前準備として、私はじっくり読み、気になる用語や歴史を調べて付箋で書き込んだりしていました。(後に、これがちょっぴり失敗だったと悟る)

…例えば、「労務と人材マネジメントの違い」

色々付箋で書き込んだ

〈読んで気になったこと〉
⚫︎労務に「就業規則」、人材マネジメントに「人事制度の3つの柱(等級、評価、報酬)」
⚫︎ツボ1では「労務はねぎらう(労う)」、ツボ2には「いたわり(労り)ねぎらう(労う)」

⚫︎就業規則と人事制度の違いとは?
⚫︎労働って何?
⚫︎「ねぎらう」と「いたわる」どちらも『労』。どう使い分ける?

上記を踏まえ、色々と調べて付箋メモ✍️

〈付箋メモ📝〉
⚫︎就業規則とは、従業員が守るべき規則を定め、会社の秩序を維持するルール。
⚫︎人事制度とは、人員管理の効率化や従業員のモチベーション、スキルの向上を図るため、社員の処遇や働き方など人事に関わる様々なルールを定めるもの。
⚫︎企業成長において社員一人ひとりが踏ん張る。体力的にメンタル的に苦しくてもやっている労働に対して労い守る基板の労務。一生懸命働く人を生かす、生活を守る人事。
⚫︎労働を労い(ねぎらい)守る=苦労に感謝の気持ちを表す。
⚫︎労働を労わる(いたわる)=労働した人間を気遣い、優しく接する、慰める。
⚫︎労うと労わるってちょっとニュアンスが違う。ねぎらう=報酬のイメージが強い。いたわるはどのイメージ…?皆さんの意見聞きたい。

ここで終わっていました。
調べて終わっていた…。

これがよくない。

今なら、さらにその調べたことから、気づきや考察をした方が良かった。

〈今振り返って追加したいメモ〉
⚫︎就業規則と人事制度の思考をごちゃ混ぜにしては危険。しっかり違いを捉える。
⚫︎大前提として…会社は『自己実現のための場』としてだけ存在しているのではない。
⚫︎もちろん個人は自分の能力を存分に発揮してほしいけれど、組織の一員として成果を出さなければいけないし、会社はその対価として様々な報酬を払う。ともに手を取り合い、事業を成長させ社会に価値を提供する。

⚫︎労務は、それを実現するために、結節点として一つ有るのか?🤔

別のページの労務の歴史について。
これも残念ながら、単なる「調べた」で終わっていました。

〈付箋メモ📝〉
⚫︎戦後の混乱で、社会は生活が不安な状況になり「年齢給」や「生活給」中心の体系へ。
⚫︎しかし、オイルショックで経済成長が鈍化し、ポスト不足となったことで生まれたのが職能資格制度。ポスト不足でも給与を上げられてモチベーション維持できる仕組み。
⚫︎バブル崩壊で会社業績は悪化し、コスト意識が高まり、成果主義やコンピテンシー
⚫︎昔はキャリアは多様ではなかった。結婚して、子供が産まれて、車を買って、家を買う。予測しやすい人生、ライフプランに合わせて人事制度も設計されていた。
⚫︎今は柔軟な働き方。公正と公平。変わらなければいけない。

もう一歩が踏み込めていない反省…

今思えばこの準備は、実は学びが中途半端。「そうなんだ!知るの楽しい」で終わっていて、それで止まっている。

本当は、調べるだけでなくもう一歩踏みこみ、自分はどう考えるのかの思考を巡らせれば良かったと猛反省。

壺中人事塾では、自分の中にある内側のものを即興で持論として出しますが、入念に準備したいタイプの自分としては、即興にアワアワ…。これからの3ヶ月で慣れるようにしたいなと思いました…。

とことんwhyにこだわる今週の自分

そんな猛反省の先週。今週(9/11)はちょっとアプローチを変えてみました…。

それは3つ。
⚫︎調べる
⚫︎考える
⚫︎当日は対話を楽しむ

まず、書籍内容に関連するエピソードを思い出す。そして、なぜ思い浮かんだのか、whyにこだわる。そこからの教訓を考える。

今週は労働法、就業規則のチャプター✨

例えば、当社(自分)での就業規則の位置付け?自分はどのように認識している?周りには、どのように思われているか?それは何故か?かなりメタ認知を意識するようなイメージ…🤔

そして、9/11学習会の当日は
考えたこと、ぐるぐるしたことを一旦横に置いておいて、フレッシュな気持ちで臨む!

答え合わせ、のように考えてきたことを
手元で確認するのではなく、
皆さんとの「対話」に集中する。


これが準備において、と当日において
大事なスタンス3つかな?と思って取り組んでみました。結果としてはこの方が良いかもしれないです。

〈3つのスタンス〉
⚫︎調べる
⚫︎自分はどう考えるのか
⚫︎当日は対話を楽しむ

その場では皆さんと対話をして、また自分も変化するので、それも含めて楽しむ。だから、あえて準備してきたことは一旦横に置いておく。

…そして、今、ふと「これは、趣味のオーケストラと同じでは…。」と気づきました。

楽譜にもいろいろ書き込む…。

オーケストラでは7-8ヶ月前には次の演奏会の曲目が決まり、まずは自分で個人練習します。

音楽用語や作曲背景など調べたり、スコアと呼ばれる全楽器がどのような楽譜を吹いているのかが表された一覧楽譜を読み込んで、自分との絡みを確認したり…。

調べて満足…ではもったいなくて、調べた結果、考えた結果、「こうやって吹きたい」「自分はこう考える」のイメージを準備する。

そうして準備してきた自分の演奏を持ち寄り、tutti(※)で一緒に音を合わせる。※オーケストラ全員での合奏

そのときには自分の準備してきたことも意識しておきつつ、一旦適度に横に置いて「その場」を楽しむ。味わう。

そうして、みんなとのtutti(=対話)を繰り返しながら、自分も皆も変化して、オーケストラは一体となり、一つの演奏ができる。

そして、さらに、今度は演奏会本番当日、今までの練習で言われたことも少し横に置いて、フレッシュな気持ちで、本番のホールとお客様と空気感、その瞬間、場を楽しみ演奏する。

オーケストラの演奏でやっていたことは、少し壺中人事塾でも通じるものがあるのでは、と思いました。

一人では出来ない学び

これは、1人の学びではできない、
と思いました。

他者対話を重ねることで、
仲間の皆さんの意識が変わる場。
明日からの自分の行動が変わる場。
お互いが良い影響を与えながらスパイラルアップしていく場…。

この繰り返しをまずは3ヶ月。
コツコツと頑張りたいと思います。

壺中人事塾参加をきっかけに買ったMDノート

長文でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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