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【壺中人事塾】#4 9月労務コース振り返り

 9月は非常に充実した時間となり、特に壺中人事塾での取り組みを通じて考える力を養うことが出来ました。自己内省のための研鑽会や本を通じた理論学習を行い、他者との対話を重ねることで思考の機会が大幅に増えたことに感謝しています🙇‍♀️

 この塾に参加したことによって意図的に学びの機会を設けられたことはとても良かったと思っていて、数年後に人生のターニングポイントとしてこの出来事を振り返ることができるといいなと思っています🙌

1ヶ月間で行ったこと

 改めて9月のスケジュールを振り返ると、3回の学習会、4回の研鑽会とおかわり研鑽会、さらに1回の対話会が実施されました🗣️

 そして学習会では、労務の目的や人材マネジメントとの違い、日本の労務の歴史、アメリカの労務との比較、労務に関連する労働法や就業規則の取り扱い、労働時間や休日・休暇の管理、36協定、柔軟な働き方について学ぶことができました。内容は、人事として働く誰もが基礎として押さえるべきポイントで、改めての知識の再確認が出来たり、知らなかったこともあったりと毎日学べることが楽しかったです。

 ちなみに、9月末の今改めてチャプター3つ分を見返してみると「14 就業規則とは何か?」が今の私には特にささるツボでした。特にまとめのページの一言。

労務担当者のあなたへ
(抜粋)職場の法律である就業規則はその一文一文が労働条件を構成する重要な要素です。自社の就業規則について「なぜこのような規定を置いているのか」を説明できる状態を目指しましょう。

図解労務入門p.54著 坪谷邦生 岩田佑介 古茶宏志

 就業規則は法令に従うべきであり、労働条件が法律の基準を下回る場合には法律が優先されるため、法改正や企業環境の変化に応じて定期的に見直す必要があります。

 現在、私は人事制度見直しのプロジェクトメンバーとして、企業の変化にどう対応するかを考えています。法改正により過去に「法律以上」とされていたものが「法律と一緒」になっているため、そのままで良いのか、変更が必要なのかを議論する必要があり、改めて「なぜこのような規定をおいているか」は確認したいと思いました🤔

 自社の人材マネジメントポリシーは外部環境や内部環境の変化に合わせて見直されるべきであり、自社に必要な力や人材について明確なビジョンを持つことが重要です。私は人事担当者として、このビジョンを責任を持って語れるように努める必要があると再認識しました🔥

条文を味わってみた

 そして、学習会ファシリテーターの社労士、岩田さんが提案された「条文を味わう」方法を、休日に実践してみました。今回は2024年度に改正された条文に注目し、有機労働契約の締結基準や時間外労働の上限規制の適用猶予措置の終了、心理的負荷に基づく精神障害の認定基準、労働者協同組合法の施行、出産育児交付金の新設などを確認しました✍️

 改正条文を学ぶことで、過去の背景や課題に対する変更点を理解することが出来て、とても有意義でした。条文の要件と効果を明確にし、マーカーで整理しながら楽しく学ぶことができました☺️

壺中人事塾に参加したからこそ、感じた色々な気づき

 そして、9月にXで発信した内容を振り返ってみます。

 9月1日は人事図書館ラーニングバーでのイベントの翌日であり、イベントに登壇した壺中人事塾の塾長である坪谷先生の話が非常に印象的だったことを思い出しました。深く心に響き、今後の活動において意識すべきことが多いと感じました😳

 そして壺中人事塾では「持論を形成する」ことを目指していて、学習会などが始まってから、そもそも持論って何だろう?と個人的に考えたりもしました。

 結局、私が探求して感じたことは、「持論」の定義や範囲が人によって異なる可能性があるということです。そして「時と場合によって変わる」というものは、私は一つの意見であり持論ではない…と感じていて、私は持論をより安定した核として捉えてその核はあまり揺るがないものだと思っています🤔

 たとえば、食べ物の桃の芯に例えると、色々な変化があってもぶれない核の部分が持論で、とはいえその周りの柔らかい身の部分もあってここは状況に応じて変化するという意見や考えのイメージです。どんな体験があってもその芯を起点に物事を考え、たち戻ることが出来る…ぶれない軸のような芯のようなものと感じています。(私は結構「桃」に例えることをやりがちで、オーケストラの演奏のときでも「こう吹きたい」と話すときによく出てくるのですがその話はまた追々…)

 これは、ちょうど壺中人事塾の宿題の「人事とは何か」の問いをどうしようか考えていて、ふとつぶやいたものです。人事の仕事や役割って何だろう…と色々と考えを巡らせる中で、やはり色々な視点を持ち、気づき、行動することが求められていると改めて思いました。

そして、研鑽会メンバーのお一人が「心理学的経営」をバイブルにされていることや、坪谷先生もそのことを組織開発の図解入門にまとめられていることを知り、人事図書館で早速読んでみたりしました。

壺中人事塾で塾生アウトプットを管理するチームタクトで、私自身のMVVを考えて悩んだりもしました。

そして、色々毎日過ごす中で色々な壁にぶつかるよな…と感じつつ、でもこれはしっかり前に進むために、真っ直ぐ受け止めて自分の力にしたいと…と、ぐるぐる考えていたり、

やっぱり持論ってなんだー?と葛藤したり笑

図解労務入門のテキストの色が綺麗だなぁ
ワクワクするなぁ、と幸せを感じたり。

壺中人事塾で沢山の印象に残る言葉や考え方に出会えました。

そんな1ヶ月でした。次は10月!改めて気を引き締めて頑張りたいと思います。

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