【読書メモ】「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」を読みました【感想】
はじめに
今回は「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」(ハイディ・グラント・ハルバーソン (Heidi Grant Halvorson) , 林田レジリ浩文 訳)を読んでみました。
読むきっかけになったのは、敬愛するメンタリストのDaiGoさんのこの動画でした。
この動画を観てすぐ年末年始に読んだことを覚えています。今回改めて読み直してみました。どんな本であったかを記していこうと思います。
ページ数が93ページと、かなりページ数が少なめなので誰でも気軽に読める本としておすすめできる一冊です。もともと日本語の本では無く、翻訳された本ですが、訳も回りくどく無い読みやすい文章になっています。
どんな人におすすめか
この本を通じて何が身につくかを考えると、私としては次のような方々におすすめしたいです。
・何かしらのなしとげたい目標がある人
・自分の人生を変える力を身に着けたい人
・努力を続けることができるようになりたい人
・今まであまり読書をしたことが無い人
こんな方々は是非ご一読ください!
内容
この本は目的を達成することができた人にはどんな特徴があったかを、科学的に分析した結果について述べられているものです。その結果、そういった人たちに共通しているものとして、9つの習慣が挙げられるといいます。次の9つです。
1、目標に具体性を与える
2、目標達成への行動計画を建てる
3、目標までの距離を意識する
4、現実的楽観主義者になる
5、「成長すること」に集中する
6、「やり抜く力」を持つ
7、筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8、自分を追い込まない
9、「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
本書ではこれら9つの習慣について、目標を達成することに何故繋がるのかが、科学的な根拠とともに述べられています。そしてそれぞれを習慣づけるためにするべき具体的な手法まで述べられています。
感想
現在私は「体重を5キロ減らす」という具体的な目標に向けて努力しています。今まで漠然と「痩せる」ことだけを目標にしていたことが、目標達成を難しくしていたことに気づくことができました。
また、本書で一番参考になったのは「if-thenプランニング」として紹介されている手法です。ただ何をするのかを決めるのではなく、「もしこうなったら、こうする」という様に、事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておくこと、これが「if-thenプランニング」です(詳細は本書を参照)。私は実際にこの手法で、目的達成のために必要な行動計画を建て、実行することができています。
そして、私は今まで自分には向いてないと決めつけて挑戦していないことがいくつかありました。しかし、それは間違いであり、「達成することが困難であっても、その困難を乗り越えるための努力することで、どんな目標も達成できる」と信じる、「現実的楽観主義者」になることで、色んなことに挑戦する勇気を持つことができました。
目標を達成するために行う努力として、実際に行動に移すことができる手法がいくつもあります。100ページもない短めの本なので、読んでいただけると幸いです。