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きゅんすることは大事

いつだって、感情に嘘はつけないものだと思う。

自分の感情に蓋をして、無理やり押し込めて…それが結果的に良かったことなんて、好きになってはいけない人にちょっとときめいてしまった時ぐらいではないだろうか。(異論は認める)

やはり日々様々な人と接しているだけあり、ごくごくたまに「は?!好きになっちゃうじゃん?!」と思ってしまう瞬間がある。

基本的に、既婚者など相手がいる人を好きになることはない。
それはお互いに、無意識にパートナー以外の相手には一線を引いて接する部分があるからだと、個人的に思っている。
必要以上にさらけ出しすぎない、深入りして距離を詰めすぎない。大事なことだ。

しかし、こちらがそれを実践しているのに、それでも相手に一瞬きゅんときてしまう時がある。特にお酒の席では。

ただ、私はそこにそこまで罪悪感を感じない。
昔は「既婚者なのに~あかん!」と葛藤することもあった。
しかしある時から、抗うことを諦めた。

感情に嘘はつけないのである。

だってそれはもう、相手が悪い。
きちんと一線を引いている側のこちらに、胸キュンさせる言動を取ってくる方が悪いのである。ふざけんなである。

私がなぜ開き直っているか。それはある種「トキメキ」は人生における大事な要素だと思っているからだ。
やっぱり人間、きゅんとすると何日かルンルンで過ごせるのである。
(いわゆる「推し」というような存在もいないので、普段「きゅん」に飢えすぎている)
それに、私の場合だがそうした気持ちは一過性のもので、無駄に続くこともない。
だから安心できるのである。

しかし、そこで行動に移してしまったらおわりの始まりだと思う。
世の中に浮気や不倫が多いこと、昔は嫌悪感を抱いていたが、今は「まぁそうだろうなぁ」と納得してしまう部分もある。

共感はしないが理解はする。
行動することは大事、とよく言うが、してはいけない行動はとらない。
必要な行動は取りつつ、いかに自制もできるか、このバランスをうまく取り続けていきながら生きていくことが大事だと思う。

自分自身の価値観も、様々な経験を通して変化していくものだ。
日々あわただしく上下するこの感情を、今後も大切にしていきたいと思う。



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