読書日記137「それってパクリじゃないですか? 4 ~新米知的財産部員のお仕事~」-奥乃桜子
以前から読んでいるシリーズの続きを読んだ。
前の巻から続いていたパテント・トロールとの戦いの続きから始まる。私がこのシリーズの特許をめぐる頭脳戦が好きなのだが、この巻が今までで1番その要素が強く面白かった。
主人公である亜季と上司の北脇の関係性も魅力的だ。この巻で関係性が動くと思っていたが、思っていたほど動かなかったので、次の巻がいつ頃かと思って調べてみたらどうやらこの本が最終巻だったらしく、驚いた。
今後、ビジネスとして拡大していくであろう知的財産について楽しみながら学ぶことのできる有益な物語だった。