読書日記38「人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学」ー松本健太郎

電子書籍でもやや高く、いつか読みたい本リストに入れたままになっていたこの本をついに読むことにした。

行動経済学に関する本は他にも読んだことがあるが、この本が今までで1番良かったと感じた。具体的な話題を交えて行動経済学における現象が説明されていて理解しやすかった。今まで読んだ本は誰にもありそうな架空の事例をベースに説明がなされていて、途中からその事例を読むことが苦痛になってしまった。これに対してこの本はマックでサラダが売れなかったのは何故かそしてなぜ誤ったマーケティング判断をしてしまったのかという具体的な出来事が背景になっていて自分事として捉えやすかった。

この本を読んで自分の物事の捉え方が思わぬ要因に影響を受けていことがあるということを改めて学ぶことができ、自分の解釈を過信しないように気をつけようと思った。

この本の中で少し前に流行していた「FACTFULNESS」が紹介されていて、そちらも読みたくなった。思っていた通りやや高めだってので、とりあえずいつか読みたい本リストに入れておいた。

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