読書日記51「クローバーナイト」-辻村深月
辻村美月さんのまだ読んでいない小説の中で、重すぎないものを読みたいという自分の気分に合いそうな本だったので読むことにした。
父親目線で子育てについて語られるストーリーで、そこで起こったトラブルについての謎解き要素もある。
自分にとって印象的だったのは保育園、幼稚園探しの話だ。空きが不足している話はなんとなく聞いたことがあったが、希望の園に入るのはここまで大変なのかと驚きだった。
子育てに関してはエリアごと、園ごとに慣習が異なり、働きながら自分の子供の参考になる事例を見つけて意思決定していくのが大変そうだと感じた。
この本を通して、少しでも子育ての大変さを知ることができ、良かったと思う。