読書日記164「のっけから失礼します」-三浦しをん
昔読んだ作者の「舟を編む」が良かったなと思いながら本を探していたらこの本に出会った。
「舟を編む」の作者はどんな人だろうと興味が湧いて、読むことにした。
結論から言うと、作品とギャップがあり、驚いた。「舟を編む」の作者らしいと思ったのは言葉の語源を辞書で頻繁に調べていたことくらいでそれ以外は意外だった。日常の些細な出来事でもくすりと笑える話が多く、読みながらにやけてしまうので何度か外で読むのを中断した。個人的には父親の話が面白くてお気に入りだ。
小説とは違う形で他人の人生を眺めることができ、またエッセイを読みたいなと思った。