読書日記157「迷うな女性外科医 泣くな研修医7」-中山祐次郎
キャリアに悩む女性外科医の物語だった。
人間関係から今までの巻で登場していた人物だとは思われるが、口数が少ない人物だからか自分の印象には残っていなかった。
他の巻と比較するとメインで動いている話が重いストーリーだったが、主人公が最後に両親から温かい言葉をかけられている場面が良かった。
また、主人公は性格的に自分と似ていた。他人と距離を置く割にはよく観察していて、深く関わる前からこの人はこういう人だと決めつけがちな印象があった。(実際、人をラベリングしない方が良いと先輩にアドバイスされていた。)自分にもその傾向がないとは言えないので気をつけようと思った。