読書日記148「祝祭と予感」-恩田陸
「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編集だ。
本編ではコンクールの熱量が途切れないような描かれていたので、審査員の過去など個人的に気になっていた部分が分からなかったが、この本で知ることができ、面白かった。
また、最後の音楽エッセイも面白かった。丁寧に取材して作られたストーリーだろうとは思っていたが、3年に1回しか開催されない浜松国際ピアノコンクールを複数回取材していたと知り、驚いた。以前浜松に行った際に楽器に関する場所に行けなかったので、また行くことがあったら行ってみたいと思った。