「自分だけのモチベーション」を見つけるためのシンプルルール
『あの人はいつもやる気があって頑張っているのに、なぜ自分は頑張れないのか?』
モチベーションが出れば、仕事もプライベートも人生もうまくいくと思っていませんか?
結論、モチベーションは出ません。
モチベーションは見えないものなので、その見えないものを出すということ自体が少しおかしい、難しい。
それよりも自分のモチベーションがどこから来ているのか?
そのモチベーションの源泉はどんな行為なのか?どんな状態の時なのか?
そう考える方が具体的なのでカンタンです。
そこで今日は次の著尾原和啓さんの「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」をヒントに、
自分のモチベーションがどこから来ているのか?
モチベーションの源泉のヒントを探っていきます♪
この記事の結論(Q&A)
Q.どうしたらモチベーションが出ますか?やる気を出す方法を教えて下さい。
A.「モチベーションを出す」ことは難しいことのでオススメできません。それよりも「自分のモチベーションがどこから来るのか?」というカンタンなことからはじめてみましょう。
つまりモチベーションは「ある or なし」、「出る or 出ない」ではない。
「どうすればモチベーションが出るのか?」ではなく
「自分のモチベーションがどこから来ているのか?」
に目を向けてみよう。
そして一律ではないモチベーションの多様性を楽しんでいきましょう♪
目に見えないもの < 具体的なもの
モチベーションというものが例えあったとしてもそれは目に見えない。
その目に見えないものを出すということはとても難易度が高い。
だからまずは少し目線をずらして、
「何をしている時にモチベーションが出ているのか?」、
「どんな時にモチベーションが出ているのか?」
具体的な行為、具体的な状態、具体的なものに目を向けてみましょう。
目に見えないものより具体的なモノコトに目線を向けてみるのが、突破口としては正解です。
その一歩目としてのポジティブ心理学(PERMAモデル)
そういっても、具体的な行為、具体的な状態、具体的なものといってもそれが何かがわからない。
そんな場合の、きっかけとなる指標としてポジティブ心理学(PERMAモデル)が、この書籍で紹介されています。
長年、心理学の世界では、「人の幸せはひとつの軸しかない」と言われてきました。しかしここ数年で、「いや、どうもひとつにの軸にはまとめられない」ということが分かり、あらゆる学者が多様な幸せのあり方を定義しています。(著尾原和啓「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」より)
そのポジティブ心理学の第1人者のマーティン・セリグマンが唱える「5種類の人の幸せ」が最高の指標となります。
①POSITIVE EMOTION … 前向きな気持ち
②ENGAGEMENT … 没頭できること
③RELATIONSHIP … 良好な人間関係
④MEANING … 人生の意味・意義
⑤ACCOMPLISHMENT … 達成する感覚・熟練して行く感覚
もちろん、自分の幸せがこの5つのどれかにあてはまるとはかぎりません。
コレ自体があなたの答え(モチベーションの源泉)ではない。
でもこの近くに答えがある可能性が高く、
まず最初はこの5つから始めてみるのがオススメです。
『そういえば、仕事がうまく行ったとき達成感を感じてさらにモチベーションが出でている気がする。』
『どこか特別なところに遊びに行かなくても、親しい友人と一緒におしゃべりをしているだけでも楽しい。それが日々の活力になっているのかも。』
そういう具体的な行為または状態からモチベーションが出ているのではないか?
と自分で考えることが大事です。
『「幸せの軸」にはこの5つがあります。自分が何を幸せに感じるか、分析してみると、自分自身のモチベーションを引き出すうえで有効になるでしょう。』著尾原和啓さんの「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」
モチベーションは一律ではない
つまりモチベーションは一律ではないということ。
「没頭」をモチベーションの源泉にする人もいれば、
「良好な人間関係」を源泉にする人もいる。
8割ぐらいは「達成」だけど、「人生の意味」と「良好な人間関係」も2割ぐらいは必要という人もいる。
昔は100%「達成」だったけど、今は100%「良好な人間関係」だという人もいると思います。
一人に複数の源泉があってもいいし、それが変化していってもいい。
そういう多用で変化のあるモチベーションが楽しめるようになったら、
きっと人生は楽しくなります。
そのためにはモチベーションを出すという難しいことではなく、
自分のモチベーションの源泉がどこなのか?
というカンタンなところから始めてみましょう。
関連記事<モチベーションのメカニズム>
モチベーションの構造は、次の青砥瑞人さんの書いた「BRAIN DRIVEN」をシェアした記事で紹介しています。
まとめ
✅モチベーションは出そうと思っても出ません
✅モチベーションは「ある or なし」、「出る or 出ない」ではない
✅「どうすればモチベーションが出るのか?」ではなく「自分のモチベーションがどこから来ているのか?」
✅どういうことをしている時、どういう状態の時に自分はモチベーションが出ているかを観察する
✅「5種類の人の幸せ」が最高の指標となる
✅具体的な行為または状態からモチベーションが出ているのではないか?と自分で考えることが大事
✅モチベーションの源泉は1人に複数あってもいいし、それが変化していってもいい
✅多用で変化のあるモチベーションが楽しめるようになったらきっと人生は楽しくなる
✅まずは自分のモチベーションの源泉がどこなのか?というカンタンなところから始めてみよう
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