精神科受診の際のコツ。主治医にきちんと病状を伝える方法
みなさんこんにちは。精神科受診の際に、みなさんはどのように病状を伝えていますか?今回は、精神科で少し働いていた事がある、らいむちゃんが教える、精神科受診の際のコツをお伝えします。
受診時間がいつも短い!?
思いませんか?1時間とか2時間とか待って、先生と喋れるのは5~10分の人は結構多いです。それでもきちんと効果がでているならいいですが、出ていないと発狂しそうですよね
人気なクリニックや病院はどうしても、人が集まるので、診療時間中に終わらせるために、時間が短くなりがちです。ただ、初診の時に診療報酬を余分に取られている時もあるので、気を付けて明細を見た方が良いです。
いつも先生になにを伝えていますか?
お薬は、先生に何を伝えているか?で変わります。先生は、皆さんが話す体調の中から、診療に必要な情報を選びだして、お薬の変更や病名を検討しています。
私はいつも、先生の様子を見ながら必要そうな情報を伝えていますが、結構外れることが多いです。それが続くとどうなるかというと
お薬が合わない、治療がすすまない、ひいては障害年金申請の時に状態を軽く書かれるなど、様々な弊害が出てきます。
実際に試してみた。
①言われた通りのやり方を忠実に実践
私の主治医は、体調の波をグラフ化するように指示するので、まずそれを実践。やり方を忠実に守るも、いや、そこまで酷くないだろうと言われてしまう
②より伝わるように、工夫してみた
体調の波をつける見本を見やすく作りかえ、さらに毎日チェックを入れれるように修正。グラフも、平均だけつければいいという話だが、体調の悪さをより伝えるために3点グラフへ切り替え。
③試行錯誤をした結果
受診から半年で、虐待があった事が認められ、体調の悪さもかなりの部分で伝わるようになりました
他の人にも試してもらう。
体調を管理するノートとして冊子にして、コミュニティのメンバーへ配布。20名程に試して頂く事に。なかなか病気がよくならない方や、うつ病と診断されているけれどおかしいなと思っている方など。
結果
3名ほど、どれだけ双極性障害では?と言っても聞いてくれなかったのに、先生が、診断名や投薬の変更をすることに。双極性障害の早期発見にもつながった
医師から、外来診察が楽になるので、どんどん広めてほしいと言われる。次回もつけてきてほしいと言われる。治療になるといわれる。
カウンセラーから認知行動療法になるから継続してほしいといわれる。
メンバーからは、自己肯定感が上がった。診察の時間が充実した。先生がノートを見てくれるので伝え漏れがなくなった。など、とてもよい評価を頂く。
体調の備忘録は大切
でも、内容が伴っていないと、ただ愚痴を書き連ねている場合も。障害年金の申請などで慌てないためにも、きちんと医師へ体調を伝えたい所。
皆さん、自分でメモを書くのですが、その内容が的外れでは意味がないんですね。ノートはカウンセラーから頂いた情報を元に体調をチェックできるので、そこまで外れないようです
備忘録がなくて困った話
障害年金の請求をするときに、医師から、病状が解らないから診断書をかけないといわれました。でも、この病院もう、半年は通っているのに。
すると、医師から、3か月分の気分の波と、鬱状態、躁状態、混合状態、ラピッドサイクラーの4つに分けて、体調をメモして書いてくるように求められる。
そのカルテには何をいつも書いていたの!?と思いがら、A4の用紙を部屋から探す旅へ。グラフなんて付けるのに満足してたし、引っ越したからどこにあるやら!?
なんとかかき集め、体調を4000文字ほど頑張って書き、なんとかなった。
普通は無理だろ
体調悪いのに、必死に自分の体調の悪さをアピールする書類を作らなければいけないなんて。しかもこの医者はまだ良心的で。医師によっては、内容すら聞かず、本人の訴えよりもとても軽い診断書を書いてしまう場合もある。実際、1回目はそれだった。
体調管理ノートを販売することに
そこまで、医師やカウンセラーが褒めてくれるならと、体調管理ノートの販売をはじめた。
友人の福祉支援施設管理者に相談すると、即購入を決めてくれた。塗り絵みたいな所がほしいとの話で、表紙はキリン。ただこれも、塗ると自分のメンタルの不調が出たりする。
批判もある
自分がコミュニティで体調管理ノートを勧める人は、医師にきちんと病状が伝えられていない人や、明らかに双極性のような体調の波が出ている人。
それでも、お金をかけたくない人は皆、自分でやってみます!っていうんですね。
半年試行錯誤して、医師からかなりの確率で褒められている物を、さっと自分で作れるなら、あなたの症状は今もっとよくなってないとおかしいよ。と思いつつ。
それを伝えると、詐欺だとか、食い物にしてるとか、とても非難されます。自助グループの活動は、ずっと無償で続けられるものではないから、どこかできちんと稼ぐために、ツールを作ってます。
使ってみてほしい
通常、双極性障害の診断までに10年かかるのがざらだけど、ノートつけたら1か月でお薬が変わった。なんてこともあった代物なので、興味がある人はぜひ、使ってみてほしいです。
カレンダー、生活リズム表、日記、気分の波表、生活レベルチェックシートが入っています。どれもチェック形式で、体調に合わせてしっかり書くか、ゆるく書くか、書き方を選べます。早いと1日3~5分で記入が終わります。
生活レベルチェックシートは、年金申請で役立つ生活レベルの確認が出来ます。
定価は1100円ですが、この記事をみてくれた方には、初回770円+送料140円の30%Offでの販売です。クーポンコードに、「ノート初回」と書いて送って注文してくださいね。毎月何かしらのクーポンを発行していますよ。サークル加入でさらにお安くもなります
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