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ミステリ
どういった経緯で読むことになったのかは覚えていないのですが、気がつけば一気に読んでいたお気に入りの漫画についてご紹介したいと思います。
※またいつものように極力ネタバレは含まないようにしますが、あらすじなどを読みたくない方はタイトルだけ確認し、先へ進むのはお控えください。
ミステリと言う勿れ
漫画家の田村由美さんが2016年から描かれているミステリー漫画
「ミステリと言う勿れ」という作品をご存知でしょうか。
小学館のフラワーコミックスアルファにて今現在も連載が続いており、現時点で単行本が7巻まで発売されています。
#ミステリと言う勿れ でいくつもの関連記事が出てきたところを見ると、人気の高い作品であるということがわかり納得です。
あらすじ
大学生の久能整は、ある日自宅に訪れた刑事から事情聴取を受ける。
高校時代から同じ学校に通い、大学でも同じ学校に通っていた同窓生が殺害された事件に関して殺人の疑いをかけられることになった。
証拠として、殺人現場から離れたゴミ捨て場に捨てられていた果物ナイフは久能整の家にあったもので、同窓生の部屋からは久能整に金を貸しているというメモ、パソコンからは借用書のデータなどが挙がった。
しかし久能整は刑事から事情聴取を受けようが何を言われようが表情ひとつ変えず冷静であった。
むしろ歯に衣着せぬ物言いで犯行を否定し、刑事に対しどこまでも淡々と屁理屈で返し続ける。
そんな久能整に対し、次第に刑事らは彼の話す内容に興味を示すようになり...という物語。
久能整という人物
久能整を見た時に「この人と友達になりたいな」と思ったことが、この物語を一気に読み進めることになった理由のひとつであったと思います。
話が弾みそうですし、家では多肉植物を育てていたりしているところ、わざわざ美術館に一緒に行く約束などしていなくても行動が同じで現地で会えそうだなといったところを想像すると、気が合いそうだと思いました。
週末にはカレーを作っているところも、理由もなく好きです。
ただ久能整ほど能力が高いと、私のような人間は相手にしてくれないと思うので妄想ですね。
とにかく久能整が他の人とやり取りをしている様子が面白いです。
何よりこの物語、
不意打ちで本物のサイコパスが出てきたのが衝撃でした。
やはり事件が絡むとサイコパスは外せない要素なのでしょうか。(物語の中ではサイコパスというキーワードには触れられていないので、私が見て『あ、この人サイコパスだ』と思っただけの話ではあります)
サイコパスが本性を現し始めた途端、登場人物全員がドン引きしていたシーンは笑ってしまいました。
この物語を読んでいた中で、逮捕に至るまで誰がサイコパスであるかということが今回もよめていなかった私は危険ですね。
日常生活の中でまたサイコパスに関わっていても気づくことができず、手遅れになりそうです。
※今回も、とはこの出来事のことを指しています⇒ サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話
まだ2巻の途中までしか読めていないので、早く続きが読みたいです。
個人的にこの漫画はいつか実写化するのではないかと思っています。
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