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少女革命2
約3か月前から観始めていたアニメ「少女革命ウテナ」を全話観終えたのでそのことについてお話ししたいと思います。
今回はネタバレを含みますので、これから作品を観る予定であるという方はここからは読むのをお控え下さい。
少女革命ウテナ
3か月ほど前に 少女革命 というタイトルで「少女革命ウテナ」のことについて触れていたのですが、ようやく観終えました。
私は元々アニメをあまり最後まで観たことがなかったため、最終話まで夢中になり観られたことが嬉しかったです。
そして観慣れていないためか、3か月もの時間を要したというのは、アニメ好きの方からしてみれば「その期間中に何作品も観れてしまうのに!」と思われるかもしれません。
感想
このアニメを観始めた時に思ったのが
時代の再先端を行っているのではないかということについてでしたが、やはり観終えてからの感想も同じでした。
女性同士の恋愛はもちろん、よく見てみると男性同士で手を繋いでいるイメージシーンまで。(※22話の前半に出てくる男子生徒ばかりが映っているシーンです)
今改めて深夜帯に再放送したら盛り上がること間違いなし!と思ったのはこのあたりの人間関係にあったと思います。
あと兄弟愛は衝撃でしたね。
当時、テレビであのアニメが流れていた頃にリアルタイムで観ていた少女たちは何を思ったのだろう。
鳳暁生というあまりにも美しく優しそうなお兄さんが出てきた時に、「あんなかっこいいお兄ちゃんがいたらいいな」と思ったのだろうか?
話が進むに連れて見せ始めた裏の顔にきっとショックを受けたはず。
西園寺莢一は、いくら「交換日記」というかわいい一面が見えたとしても、人の顔を叩いたり、手が出るので苦手です。
桐生冬芽もちょっとなぁ...
あれ?ここまで登場人物の男性にクセがあるのも珍しい。交際したい男性がひとりもいないような?と正直なところ思ってしまったのは、私自身過去に複数の妙な人物と出会ったことがあることと、それらを知ってしまっている今の年齢であることも関係しているのでは...と思うとちょっと笑えます。
私としてはウテナがもし男性であれば一番好きなタイプなのですが、ウテナの場合は人のことを信じて疑わないことが最後に仇となってしまったので、どう説得するか、どのようにして考え方を切り替えるのかということを一緒に考えていかなければならないだろうなと思いました。(現実的な話になってしまいました)
あと最後に。
ウテナのような考えを持った女性は世の中に結構いるのではないかと思います。
ひとりの女性を助けるためにという部分は重ならなくても、「自分は男性と恋愛をしてはいけない」と、自分自身に言い聞かせている人って結構いると思います。
昔、「少女革命ウテナ」を観たことがあるという方も、今あらためて観てみるとまた別の視点で楽しめて、何かに気付くこともあるかもしれません。
もうご存知だと思いますがアニメは39話で終了していますが、漫画は
「少女革命ウテナ AfterTheRevolution」という完全最新物語で最新巻が2018年に発売されているようですね。
こちらもまた読みたいと思います。
⇒ 明日 22:00頃 更新