ミサンガの話
どこで情報を手に入れたのか、紐で編まれたミサンガのことを知る方は多いのではないかと思います。
数日前、たまたまミサンガの話題が出たことで思い出したことがあったので、そのことについてお話ししたいと思います。
また、ミサンガとは何なのかということについても改めて調べてみたので気になる方はチェックしてみてください。
ミサンガとは
「ミサンガ」とは本来ポルトガル語でビーズを意味するそうですが、日本では紐で編んだブレスレット状のもののことを指しており、手首や足首などに巻きつけブレスレットやアンクレットのようにして使います。
「紐が自然に切れたら願いごとがかなう」というジンクスがあるため、一度結んだら切れるまでは着けたままにしておくのが一般的。
1993年にJリーグが開幕した際に、ヴェルディ川崎に所属するラモス瑠偉選手や北澤豪選手がチームの勝利などを祈願しミサンガを身につけていた事がきっかけで、国内で流行し始めたそうです。
参考⇒ ミサンガ
話題に出た
数日前、久しぶりにミサンガのことが話題に上りました。
相手はスポーツをしていたからなのか「学生の頃にミサンガを着けていた」という話をしていたので、なるほどと思い聞いていました。
私はここでふとあることを思い出しました。
私は毎日ミサンガを外していたということを。
時すでに遅し
確か小学2年生くらいの頃だったと思うのですが、私たちの小学校でもミサンガは流行りました。
買ってもらった記憶は無いので誰にいただいたのかは不明ですが、私もミサンガを1本だけ持っていた憶えがあります。
ただ、ひとつ疑問がありました。
「なぜみんな、あんなにミサンガが汚れているのだろう?」ということについて。
友達に聞きました。
私「ミサンガが汚れているけれど、いつから着けているの?」
友「去年からかな。ミサンガだもん、千切れるまで一緒だし仕方がないよ」
私「えぇ...」
ミサンガを着け始め、途中でようやく
結びを解いてはいけないということを知ったのです。
悪魔が顔を出し始める
みんなが着けているミサンガを見て私の中の悪魔の心が顔を出し始めます。
手を洗う時もお風呂もお皿洗いも、何をするにもずっと一緒?
お風呂に入ると、濡れたミサンガが乾きません。
すっかり忘れていましたが、私は10歳くらいまでは潔癖症でした。
汚れを吸ってしまうばかりの濡れたミサンガを着けていることができず、
「私は家に帰ったら紐を解こう」という、スポーツ選手には非常に申し訳ない行動を取っていたことを、この歳になり思い出しました。(選手になれない類の人間だと思います)
友達同士で約束をして着けたりするなどといった“絆”要素を含むようなアイテムであるという話も聞いていたと思いますが、
「私はそういうのは無理だな...」と。当時から残念な小学生でした。
やはりジンクス通り、みんな千切れるまで待つことができたのでしょうか。
細いタイプだと1~2年で千切れそうですが、最近だと平たく太いタイプも見かけますよね。あのようなタイプだと「中学生になってもまだ千切れない...」なんてこともありそうです。
数日前にミサンガの話が出た時も、何となくですが「濡れるのが嫌で毎日解いていた」ということをわざわざ口にしてはいけないような気がして、言いませんでした。
面倒臭い人間だと思われたくない病にかかっています。
⇒ 明日 22:00頃 更新
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