古くから語り継がれる話
昔から言い伝えられている話って、実際に存在したことなのか、もしくは作り話なのか謎ですよね。
この間、たまたま通っていた小学校の近くを通った時にふと昔から言い伝えられてきた所謂“都市伝説”のようなものがあったことを思い出しました。
みなさんが通っていた学校にも、このような言い伝えはあったのではないでしょうか。
いつから?
私が通っていた小学校は、もうすぐ創立150周年を迎えます。
150年もの歴史があると、何度も学校名が変わったり、大昔はマンモス校であったことなどがウェブ上では記載されていました。
年々人口が減り廃校になるといった例もありますが、私の出身小学校周辺は人口も結構多い方なので、なかなか廃校になることは無いのではないかと思っています。
今通っている小学生の間でも、私たちが話していたような“都市伝説”のような話は受け継がれているのかどうかということが気になります。
今回話す内容はよくありそうなものばかりなので、みなさんも耳にしたことがあるかもしれません。
音楽室
音楽室には色褪せた音楽家の写真が20枚ほど貼ってありました。
深夜になると、その音楽家の写真が夜中に動くという話があり、なんでも「バッハやモーツァルトの目が動くらしいよ」。というのがお決まりでした。
今このことについてよく考えてみたのですが、私がよほどバッハやモーツァルトのファンであれば、見たくて堪らなかったかもしれません。
その上、今の時代だと動画クリエイターの方が深夜に撮影に行く計画を立ててしまいそうです。
そして音楽室の言い伝えといえば、深夜になると
ピアノが勝手にベートーヴェンのエリーゼのためにを奏で始めるという話もありました。
しかも4回共最後まで聴いてしまうと死ぬのだそうです。
聴覚だけで殺傷できてしまうだなんて恐ろしいですね。
校内に建つ像
みなさんの小学校にはありましたか?
二宮金次郎の像。
私が通っていた小学校はありました。
とはいっても20年ほど前の話なので今もあるのかどうか疑問でした。
しかし、某動画配信者の方が出身校だったそうで去年実際に映像を撮りに行っているのを観て、今もあるということを知りました。
その二宮金次郎の像に関しても言い伝えが存在しました。
夜になると二宮金次郎の像が動く。
とにかく「動く」という話に小学生は恐怖するわけですが、確かに大人でも動く姿を想像するとなかなかくるものがありますね。
ただ、二宮金次郎の像は校内とはいっても外に設置されているので、深夜に見に行くことが可能です。
私はホラー漫画をよく読むのですが、千之ナイフさんという方が描かれている「死太郎くん」というシリーズ作品をご存知でしょうか。
うわさの死太郎くんリターンズ! という作品の1話目に、ちょうど二宮金次郎の像が動く話が描かれていました。
この話の中では銅像だったのですが、私の出身小学校の像は石像でした。
やはり小学校でウワサになる話の多くは全国規模でまわっているものが多いのかもしれませんが、何が元だったのでしょう。
私は観たことがないのですが、「学校の怪談」という作品なんかは小学生の好奇心を特に刺激しそうです。
意外と、私が小学生の頃はトイレの花子さんの話はあまり流れていませんでした。
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