ピアスホール
みなさんはピアスホールは開いているでしょうか。
私はいくつか開いています。
いえ、正しくは開いていました。
今はピアスのことについてまったくと言っていいほど考えることがなくなってしまっていたのですが、最近お気に入りのダンサーの女性がピアスをたくさん開けていると話をしているのを見て、自分にもピアスホールがあったことを思い出したのです。
今回はピアスのことについてお話しします。
私のピアス事情について
私は元々ロック、メタル、V系といった音楽が好きということもあり、中学生の頃からアーティストを見ては彼らが着けているピアスに憧れがありました。
ですがまだ学生だったので、中学生・高校生の頃はイヤーカフという穴を開けずに嵌めるだけのタイプのものを着けてお出かけしていました。
そして高校の卒業を迎えた、ちょうど今くらいの時期。
ピアッサーを買ってきて、開けることにしたのです。
順番
①一番はじめは右耳にヘリックスを開けたと思います。
※ヘリックス⇒ 耳輪の上部、やや下側
ピアッサーを使っても軟骨が固くてなかなか針が通らず途中で力尽きてしまい、流血しながらもう一度力を入れ直して力ずくで開けた記憶があります。
②ここからは順番を詳しく覚えていないのですが、その次は右耳にアンテナヘリックスを開けました。
※アンテナヘリックス⇒ 耳輪の上部、やや上側
2回目なので結構スムーズでした。
③その次が右耳の耳たぶに2か所。
軟骨に比べ柔らかいので非常に簡単。
④最後は左耳の耳たぶに1か所。
ピアスホールは合計で5か所です。
今現在
そして今現在についてですが、
ピアスホールは5か所とも全て塞がってしまいました。
ウイルスのギリギリ流行前に友達とゴシックのイベントに行った時は、私も友達も直前で購入したイヤリングを着けていました。
友達に関しては高校生の頃には既に穴が開いていたのですが、彼女もまた私と同様にこの歳になって穴が塞がってしまったのです。
まさかお互いこうなってしまうとは。
しかもあれだけ憧れていたゴシックイベントなのに、イヤリング。
その上二人とも手に持っていたのはアルコールではなくジュース(アレルギーがあるため)。
高校生の頃の自分がこの事実を知ったら、ダサすぎる未来に絶望するでしょう。
私には不向きだった
ピアスホールを開けた直後、1ヵ月ほどは穴を開けた右耳を下にして寝ると翌朝枕が血まみれでした。
しかも美容院に行った際に美容師さんが櫛にピアスを引っかけてしまい、ピアスがとんでいったのです(勿論美容師さんに罪はない)。
その時はまだホールが安定していない時で、美容室から家に帰ると既にホールが半分ほど埋まっていました。
「もしかして私、ピアス向いていない?」と思いながら、血まみれのピアスライフも2~3年ほどで終了。
そもそも私は皮膚が弱いので、何度も膿と闘っていました。
確かに夏の服や水着を着ている時などにコーディネートに合わせて「ピアスを着けたい」と思うことが年に数回はあるのですが、今はなかなかそこまでピアスに意識が向かなくなってしまいました。
びっくりするくらい自分がピアスを開けていたということについて忘れてしまっていたので、そのことについて自分自身驚いています。
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