サイコパスに出会い変わったこと
サイコパスに出会い何か変化はありましたか、と聞かれました。
確かに人や物に対する考え方、生活のことなど、私の中でいくつか変化がありました。
今回はそのことについてお話しします。
笑顔の価値が見出せた
サイコパスには表情がありませんでした。
今にも飛び出しそうな目玉でこちらを見ていたあの顔が脳裏に焼きつき、今も似たような顔の写真や画像を見ると不安が込み上げてきます。
最終章 に出てきたサイコパスから逃げて帰った最後の日のあの後、飲食店でご飯を食べました。
飲食店で店員さんが笑顔で食事を運んできたのですが、たったそれだけのことで人間のあたたかさに触れたような気がして、心が落ち着いたのです。
大袈裟かもしれませんが、笑顔はお金には変えられない価値があるということを再確認しました。
お仕事で、笑顔で接客できる方。普段、何気ない笑顔を見せることができるという方は、自信を持ってください。お金では買えない宝を持っています。
それ以来だったと思います。
どのような人と関わっても豊かな表情を見たり、ちょっとした人間らしさが見えると、とても優しい人だなと思うようになりました。
サイコパスかどうかを見分けようとする
例えば芸能人、政治家などをテレビで見かけると、
「この人はサイコパスかどうか?」ということについて、無意識に見分けようとしていることに気がつきました。
ここ最近では、家族を巻き込んだ事件を起こし逮捕されていた容疑者がサイコパスだろうなと感じました。
逮捕者は夫であり、奥さんに関してはマインドコントロールされていたのではないかと思っています。
不気味な話ですが、その容疑者の表情がどこかサイコパス社長に似ていました。思い込みから来るものであるのかもしれませんが、笑っているようで、どこか笑っていない。
外面は良く、裏では自己中心的。
謝れば許されるはずなのに、許されない。法廷では自分が可哀想であるという考えであったようです。
6回に渡るサイコパス社長の文章を書いた最終章 で
“今後、また新たに別のサイコパスに出会ってしまったとしたら その時は初期の段階で気づき逃げられるだろうか。”
と書きましたが、現時点では、客観的に見た分には少しは見分けられるようになっているのではないかと思いたいです。
(しかし、本物のサイコパスを目の前にした時に即気づき、周囲の人に知らせるといった行動に移せるかどうかまではわかりません)。
自分が人間であることがわかったこと
これは少しお恥ずかしい話ですが、以前私はサイコパスではないのか? という回でお話しした通り、私自身が疑われるようなことを昔からよく言われていたものです。
サイコパスに出会い、落ち込んだりネガティブな思考に走ってしまった時点で、自分が血の通った人間であることはよくわかりました。
サイコパスであれば全てを人のせいにしてしまえるので、落ち込むことは早々無いようです。
Apple社製品について疑問を持ち始めた
私は普段、iPhoneやiPodを使っています。
Apple社の創業者、開発者はご存知の通り、スティーブ・ジョブズ氏です。
今まではスティーブ・ジョブズ氏といえば物事にとことん拘り、究極の1台をつくり上げる信念さと、カリスマ性のあるプレゼンテーション力を持った“かっこいい”人物であるとそれとなく思っていました。
しかし、スティーブ・ジョブズ氏もサイコパスであったと言われていたことを知りました。
「あ、この人もサイコパスなんだ」。
と思うとどこか心の中に空洞ができてしまい、最近はかっこいいと思えなくなってしまいました。
また、私はApple信者としてApple社製品を手にしていたというわけではなく、単にiPhoneは他社の製品に比べると動作が速く使い勝手が良いから、そしてiPodが昔は憧れの音楽再生プレーヤーであったという意識があり、何気なく使ってきました。
Apple社製品を使っていると製品に非は無いとわかってはいても、ふとした時によくわからない何か嫌な感覚が襲ってきます。
これが何なのかは自分でもわかりません。
(IT系のサイコパスに出会ったことがあるという方は、Apple社製品を使っている時に何か違和感はありませんか?)
今はこの“何かよくわからない嫌な感覚”に疑問を持ちながらApple社製品を使っています。
一度、スティーブ・ジョブズ氏の本を読むべきではないかと考えてはいるのですが、今のところまだ読む勇気がありません。
読んで彼の事を深く知ると、また考えが変わるのではないかと思っています。
もし本を読むことができたらその時はnoteに感想を書きたいと思います。
余談ですが、どういうわけかサイコパスは極端にApple社製品を嫌っていました。
これらが私がサイコパスに出会って変わったことです。
本当は細かく話すとまだまだ色々な事があるとは思いますが、それはサイコパスに限ったことではなく、人に出会うと少なからずとも影響は受けるものだと思うので、大きく変わったことについて抜粋しました。
案外、サイコパスに出会うことで「不安」「トラウマ」という心境を除いては、さほどネガティブに傾いた変化は無かったかもしれません。
続き⇒ リモートオフィスが増える今、サイコパスの話をすべきだと思った
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