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「社員と会社のつながり」を見せる仕掛けづくり 2024年11月 全社イベント開催レポート

こんにちは!人事の村井(@cmwebsv1)です!

この記事では、11月に開催した全社イベントについて、写真と共にお伝えしたいと思います。PoliPoliでは、全社イベント(「Office Day」)として3か月に1度、オフィスに出社可能なメンバー全員が集まる日を設けています。

これまで「Office Day Report」としてご報告してきましたが、今回から、全社イベントでのトライ&エラーや結果も合わせてリアルにお伝えしていきます!

「PoliPoliってどんな会社だろう?」と思っている方や、スタートアップの人事で働かれている皆様にも読んでいただけると嬉しいです。

過去の全社イベントの様子はこちら→(2024年度第2回 / 2024年度第3回


「全社イベント」の課題

ここ1年ほどは、前半に各部署の実績報告と目標共有、後半にワークショップの設計にしていました。久しぶりに新メンバーが入って感想を聞いてみると…

「新しい情報が次から次へと降ってきて結局全然消化できなかった」。

PoliPoliは、メンバーの人数に対して、サービス、職種、部署、そして目標の数も多い組織です。それぞれの部署責任者の話が中心となり、全社イベント(全員が集まる長時間の場)ならではの仕掛けづくりが不足していました。

しっかり入社メンバーの目線に立てていなかったと人事としても大反省。

「社員と会社のつながり」をテーマに再設計

チームの実績報告と目標共有は最小限に。新メンバーと新マネージャーのLTを導入

代表の伊藤より四半期の振り返り

間延びしていた実績報告と目標共有は次の点を変更してみました。

  • 全部署からの報告を廃止し、3つの部署に限定

  • 各部署の新メンバー/新マネージャーからのLTをメインに

LT=Lightning Talkの略で、短いプレゼンをしていく場です。
これまでは5部署の責任者がそれぞれ4minほどかけてプレゼンしていましたが、3部署に絞り、それぞれ3minでクイックに今後の方針と新メンバーや新マネージャーへの期待を語ります。その後、新メンバーたちがLTを実施する流れです。

LTの様子💡

実際にLTでは、このようなテーマが中心で話されました!

・PoliPoliに参画して取り組んでいること
・PoliPoliの営業組織の特徴〜プラットフォーマーとしての最適なセールスのあり方とは〜

新しく参画したメンバー(SaaSベンチャー企業の元営業マネージャー)

・PoliPoliに参画して取り組んでいること
・ルールメイキング支援とは
・官僚は何を考えているのか

新しく参画したメンバー(経済産業省出身)

・PoliPoliに参画して取り組んでいること
・仕事で直面している課題

新しく参画したメンバー(医療系業界団体出身)

・マネージャーになっての変化・取り組んでいること
・日本の寄付市場の可能性について

新しくマネージャーへ就任したメンバー(NPO出身)

聞いていたメンバーの反応はというと、質問時間で確保していた15minでは全く収まらないくらいに盛り上がってしまいました。

LTでは前職の経験を踏まえたこれまでPoliPoliにはなかった視点の話が多く、社内の課題解決、ひいては事業の成長にいかに役立てようかといった考えのもと質問が飛び交いました。

様々な角度から質問するメンバーたち🗣️

また、LTする新しいメンバーも、その準備の中でPoliPoliのサービスに改めて向き合い、入社してからの数ヶ月間を振り返り、自分の言葉でPoliPoliを語れる機会になりました。

本来、全社イベントは人数も多く、初参加だと発話の壁が高くなりがちですがLTの場を設けることで、新メンバーもPoliPoliの一員としてPoliPoliのことを熱く語り、チームに入りやすくなったと思っています。一種の通過儀礼のような仕組みづくりができた手応えがあります。

※これまで行っていた実績報告と目標共有は、全社イベントとは別の全社会議で実施したり、部署ごとに案内したり、ドキュメントで対応することで代替が可能でした。実績報告と目標共有の発表部署数を減らしたことによるマイナスな影響は感じていません。

リファラルで入社したメンバーが入社エピソードを語る、リファラル勉強会

「全社採用やリファラル採用を強化していく上で、リファラルに馴染みのないメンバーにも採用活動のハードルを下げてほしい」という思いのもと、この企画を実施しました。

改めて振り返ってみると、「副業メンバーはリファラルが一番多いんだ!」「社員は直接応募が多いね!」「あの人はXX経緯だったの!?」といった会話が飛び交いました。

現在のメンバーの入社経緯

とはいえ、実際にリファラル採用に関わったことがないメンバーだと、「相手がどのように感じるのか気になる」といった理由で採用活動のハードルが上がっていました。

そこで、実際にリファラルで入社したメンバーにその経験をかたってもらいました。PoliPoliとの最初の出会いから転職意欲の高まりや心情の変化まで、詳細に聞きました。

話を聞いてみると、直接紹介したメンバーと入社したメンバーだけでなく、その出会いを産んだキーパーソンの存在、意外な機会や接点が明らかになりました。

リファラル採用は、決して友人の多さや前職の有無、転職を考えている人が周りに多いかだけでなく、以下のような日々の行動も重要だと噛み締めることができました。

1. PoliPoliの魅力や採用に意欲的であることをどれだけ周りに伝えられているか
2. 業界のネットワークを持つキーマンと繋がれているか
3. 出会う方(仕事の取引先含む)といかに丁寧に誠実に接しているか
4. 自ら繋がりを広げていけているか

リファラル採用で入社したメンバーたちが、それぞれどんな思いでPoliPoliを選んだのか、なぜPoliPoliに辿り着いたのかを全員で知る機会となりました。

自身の人生を遡って人脈を洗い出す、メモリーパレス

最後は、実際に手を動かして周りの人に声をかけることでハードルを下げてみようというところまで取り組みました。

声をかける人をリストアップする際には「メモリーパレス」の手法を取り入れました。

「メモリーパレス」とは 🏰
覚えたいものを場所と結びつけて記憶するという記憶法の1つとして知られています。リファラル採用の文脈では、自分が今まで所属してきた学校や職場などで出会った方々を可視化するためのツールです。

「良い人いたら紹介してね!」「誰か良い人いない?」に留まらず、各チームの中で、それぞれどんな人生を歩んでどんな人と出会ってきたのか、生い立ちから学生時代に所属していたコミュニティまでを語りながら人脈を引き出していきました。

「メモリーパレス」に取り組む中で、名前が出てきた知り合いに早速連絡を取るメンバーもいました。実際に手を動かすという意味でも、半年に1度の頻度で全員で一緒にやろうという話も上がってきました。

おまけ:初めての円陣

最後に、今回は全員で円陣を組んでクロージング!
2024年度の追い込みと2025年度に向けて改めてチーム一丸となって気合を入れました。

今後に向けて

今回の全社イベントでは社員と会社にどんな繋がりがあるのか見えるような仕掛けづくりを行いました。「なぜ、この人は今PoliPoliを選んで入社しているのか」で得た学びを、日頃のコミュニケーションの中でも活かしながら、より一層事業を加速させていきたいと思います。

次回は、2025年1発目の3/1に実施予定です。
今回の良かった点、悪かった点も次に活かしていきたいと思います。次回のも報告もぜひお楽しみに!


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