『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』を読んで
丸岡いずみさんがうつ病になり、克服されるまでが書かれた本です。
この本を読むまで、丸岡いずみさんがうつ病になって克服されたということを知りませんでした。綺麗なアナウンサーだなぁ、宮根さんとのやりとり上手いなぁ、と思っていつもテレビを見ていた記憶があります。
うつ病になる前の丸岡さんの仕事ぶりを読むと「こんなにめちゃくちゃに働いていたら、うつ病になるわ。。。」と思ってしまうような激務です。でも本人としては仕事を楽しんでいて、辛いとは思っておらず、もっと頑張りたいと思っていたそうです。とても楽観的な性格で、自分がうつ病になるとは露程も思っていなかったそうです。
この本を読んで、うつ病は誰にでもなり得る脳の病気だということを知りました。「気の持ちよう」とか「心が弱い人がなる」ということはなく、それは偏見であること。
今、自分が健康であることは奇跡であること。
時に立ち止まって自分を客観視してみること。