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認知症カフェ~みんなでドリームマップづくり~ #018

Jaroカフェでは、毎月第3火曜日に『認知症予防もできる~つながるカフェJaro~』という名称で、認知症カフェを定期開催しています。

内容は、その月ごとによっていろいろ。先日、今年初めて行ったつながるカフェでは、コグニサイズとドリームマップづくりを行いました。

ちなみに、この日は一般の方が5名(うち初参加の方1名)、ほーむけあクリニックの入院患者さんが2名、看護学生2名――20歳の学生さんから92歳の人生の大先輩まで参加してくださいました。

コグニサイズはどんな運動?

まずは、みなさんで30分ほどコグニサイズを行います。コグニサイズ」は、認知症予防につながる運動のことです。ほーむけあクリニックの作業療法士さんが運動メニューを考えてくださって、みなさんで一緒に身体を動かします。

まずは、簡単なストレッチをして準備体操。

伸び~をして身体をほぐします

1~50までをみんなで数えながら、足踏みをします。

ゆっくりペースのステップで

最後は、1~50までを数えて足踏みをしながら、3の倍数になったら手を叩きます。意外に難しい……でも、間違えても大丈夫。そこで「あはは」「ふふふ」と笑うことで、脳も身体もリフレッシュします。

続けていると、脳も身体もあったまって、ほかほかしてきます

毎月参加してくださる92歳の女性は、「この運動がすごく身体に効いていいの」と嬉しい感想を教えてくれました。

みんなでドリームマップづくり

コグニサイズのあとは、今月のメインテーマ“2024年のドリームマップをつくろう!”を行いました。

ドリームマップづくりとは、雑誌等で気になるページを切って貼って「〇〇に旅行したい!」「〇〇を食べたい!」など、みんなの「〇〇したい!」を1枚の画用紙にまとめるワークショップです。

最初、参加者の方は「どうしたらいいのかな?」と戸惑う感じでしたが、見本のドリームマップを見ていただいて、「ひとまず、雑誌を見て気になるページを探してみてください」とお伝えしました。

すると、みなさん気になるページを見つけて、隣の方と「これ美味しそうですね」「きれいな景色ですね」とワイワイ話しながら、手を動かしてくださいました。

雑誌を見て気になるページを探します
隣の席の方と声を掛け合いながら

楽しそう&美味しそうな誌面を見るうちに、みなさんの手もどんどん進みました。気になるページはハサミで切って、のりで画用紙に貼っていきます。

うまくハサミが持てない方には、スタッフや看護学生さんがサポートに入って「これはどうですか?」と聞いたり話したりしながら一緒に作りました。

「このページの写真、美味しそう。いかがですか?」と声をかける看護学生さん
「この写真もいいですね!」と、20歳の看護学生さんと92歳の女性

最後は、完成したドリームマップをみなさんに見せながら、それぞれ発表をしました。

「カープの優勝!こんな新井さんをもう一度みたい」
「美味しいケーキやいちごを食べたい」
空白のところは、実際に足を運んだときのお写真を貼りたいそうです。
「できるなら奥さんといっしょに南アルプスを登りたい」
「旦那さんと一緒に、終活としてもう一度思い出のハワイに行きたい」

ドリームマップとともに、みなさんの素敵な夢を教えてもらいました。発表された話をもとに、ほかの参加者の方が「私も行ってみたい」「みんなで食べたい」とワイワイ話されているのが印象的でした。

また一方で、その夢の背景にあるエピソードを教えていただくことで、その方のご家族の状況やそれに至る想いも知ることができました

ドリームマップはそれぞれ家に持ち帰っていただき、「また来年の1月も開催予定なので、そのときにまた叶ったかどうか教えてくださいね」と話しました。来年の約束ができるのも、とても嬉しく感じました。


2014/1/18
午前中は、Jaroカフェで木田志乃文さんの『子ども教育講座』を開催しました。「幼稚園・保育園の選び方」は子どもの視点・親の視点など、いろんな視点から考えることの大切さを実感しました。今回も学びが多かったです。

息子は、生活発表会の練習が始まったそうです。12月の音楽発表会では歌わずに、ステージでひとりクルクルと回っていた自由人。さてさて、今回はどうなるかな……親として楽しみでもあり、冷や冷やでもあります。

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