祝上棟 と …
今日は待ちに待った上棟でした!
紆余曲折あったけれど、とうとうこの日を迎えることができました。
机上で練り上げてきたおうちが大工さんの手によってどんどん組み上がって行く。
ここから2歳と0歳のまだまだ可愛い盛りの子供達とうつ病無職の夫と、今はまだ現役で働いている実父と、引っ越して間もなく育休から復帰予定のトロ一家の三芳物語が始まるのか!
このワクワク、キラキラした気持ち、上棟ってやっぱり『祝い事』なんだとお客の立場になって改めて気づかされる。
昔に比べてクレーンが補助してくれたり、足場はかかって安全性は確保されたりはしているものの、大工さん達の作業を見ていると手に汗握る、梁の上をスタスタと歩いて声を掛け合い、組み上がっていく。
式は省かせていただいた。
祝詞をあげてもらって神様にご挨拶と安全祈願の儀式、その後大工さんや近所さんと宴会をして。
しかし今は略式にしたりやらないケースも珍しくなかったりする。
その代わりにお昼は豚汁とおにぎりと漬物を食べていただくことに。
6人と聞いて用意したが、足りなかったら困るので作り足したり、100均おにぎりフィルムを見つけて初めて買って使ってみたが、案外めんどくさくて慌てたりしたが…。
作った甲斐があっておかわりしてくれて綺麗になくなった。
もっとゆっくり見ていたかったけど、家に子供達を残している。
そろそろ授乳もしなきゃだし、14時ごろおいとました。
ただいまー。帰宅すると秋晴れの気持ちいい陽気だと言うのに雨戸が閉まったままの薄暗い居間に、ギャン泣きの0歳児、YouTubeに釘付けの2歳児、寝込んでいる37歳児…!
晴れ晴れとした空の下、キビキビと動く職人さん達の手により家が建つと言う、幸せの塊みたいなあの光景とのギャップが、苦しかった。
注文住宅を建てるリア充有頂天イベントと、うつ病無職の夫を持つ家庭の、酷いギャップ。
天地のギャップが半端ない!
こんな家族が注文住宅って、幸せな事なんだけど。
欲はキリがない。本当は一緒に上棟、家族で見たかった。独りよがりじゃなく、夫にも豚汁よそったり、写真撮ったり、大工さん達とコミュニケーションとったり、参加して欲しかった。
でもわがままは言わない笑。ここまで来れたんだから!!
「公園連れて行ってって言ったじゃん!ちゃんとご飯食べさせたの?…」
流石に一日中こんな暗ったい部屋でゴロゴロさせておくわけにはいかない。
公園行くよ、ほらくっく履いて!
寝込む夫に目を瞑り、夕方公園へ連れて行った。いつものことだった。