結婚する人へ贈りたい、世界のとっておき名詩5選+α
こんにちは。詩のソムリエです。
みなさんにとって、2021年はどんな一年でしたか?
私自身は、結婚という大きな節目を迎えました。そして、芸能人の方々も多く結婚した年でもありましたね。
そこで、結婚にまつわる世界の名詩をご紹介したいと思います。
「結婚 詩」とウェブで調べても、吉野弘さんの「祝婚歌」しか出てきません。もちろん「祝婚歌」もいい詩ですが、ほかにも思わず誰かに贈りたくなる詩もたくさんあるんですよ。
エピソードも含めて5篇(+α)紹介します。
婚約した日を思い出す寺山修司の詩、ひとを愛して美しい世界に出会い直すヘルダーリンの詩。よりそう心をしぜんに表現した新川和江。まど・みちおさんの映像的表現が印象的な「わが妻の生れし日のうた」。そして結婚生活のお守りにしたい、ホイッティアの詩。解説の中に、短歌もいくつか引用しています。
結婚をひかえているご友人やご家族へのプレゼントに、一篇の詩を添えてみてはいかがでしょうか?あるいは、ご自身の結婚について思いをはせるきっかけに。
では、どうぞごゆっくりお楽しみください。
***
#1/婚約の日を思い出す詩「ガーネット」(寺山修司)
ここから先は
5,711字
/
10画像
¥ 300
そのお気持ちだけでもほんとうに飛び上がりたいほどうれしいです!サポートいただけましたら、食材費や詩を旅するプロジェクトに使わせていただきたいと思います。どんな詩を読みたいかお知らせいただければ詩をセレクトします☺️