【ポエミカ新作制作②】詩"because"
草間です。
ポエミカの新作制作、今回は茂野さんの音楽に、詩をつけてみました。
茂野さんの音楽はこちら!
制作過程は、こちらの記事から読めますよ。
この詩には自転車が出てきますが、実は私は自転車には乗れません。憧れはあるものの……。
自転車が出てくる詩といえば、高階杞一「人生が1時間だとしたら」が素晴らしいので、ぜひ機会があれば呼んでみていただきたいです。
はじめは、ピアノのピカピカと溌溂な印象を受けたのですが、聴きこんでいくうちに、古い家に忘れたまま置き去りにしてしまったかつての思い出と再会するような心持ちになってきました。
夏の終わり、最後の鮮やかさをはなつ緑の生命力と、やがて来る新しい季節の気配がすれちがうほんの一瞬を描けたらと思いながら書いた詩です。
夏の終わりを思いながら書いた詩といえば、詩集『あの日、水の森で』におさめた「梯子」や、詩誌『聲℃』に寄稿した「サマータイム」などがあります(こちらはこの秋刊行予定の詩集『ハルシネーション』に収録予定です。)
この音楽と詩を、弥香ちゃんがどんなふうに読むのか、とてもたのしみです。
最後に、夏の終わりの詩「梯子」をご紹介しますね。
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