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とるにたらない話をしよう

<※2020年7月末で廃刊予定です。月末までは更新継続中!>熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも読めるような、たんたんとした平常トーンを…
どうでもいいことをすごくしんけんに書いています。
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2019年10月の記事一覧

ひなちゃんのこと

新しい靴を買った。 家に帰り、靴の裏に貼ってある注意書きのシールをはがす。 ツンと鼻をつ…

たまに穏やか

日常のふとした瞬間に、「じゅわ……」と幸福感に包まれるときがある。 それは「じゅわ……」…

ホットサンドのある風景

昼食休憩を兼ねてカフェに入る。 えーっと、バジルトマトとモッツァ……レラのホットサンドと…

ねこじゃらしにはお気をつけて

とある交差点で信号待ちをしていた。 数メートルをはさんで前に立っているのは、流行りのファ…

おてがみです。3(こんなはずじゃ)

こんにちは。もう10月も「中旬」なんて、何かの間違いじゃないかと思う今日このごろです。みな…

ずるいコピー

自転車で、チェーンの弁当屋のまえをびゅんっと通りすぎる。 その瞬間、店頭にかかげられたの…

深夜スマホと菩薩の寝顔

真夜中に突然目が覚める。 娘を寝かしつけながら、どうやら自分もすっかり眠ってしまっていたようだ。ふと隣を見ると娘がいない。ぐるりと目をまわすと、娘は布団を豪快にはみだし、体を半分床の上に投げだしてくうくうと眠っていた。 よいしょと起きて、娘を抱っこ。定位置にもどす。 そんな重量挙げ運動をしてしまったからか、わたしはなんだか意識がはっきりしてしまう。 いやいや、でもこのまま横になっておとなしく目をつむれば、じきに再び眠ることができるだろう。そうだよ、こんな時間に、暗闇で

フィジーの蟻

砂糖をぶちまけた。 キッチンでかぼちゃの煮物をつくろうとしていて、うっかり手をすべらせた…

日常百景「ここから」

自転車にまたがり、信号待ちをしていてふと思う。

ありがとうのつかいかた

2歳の娘の「お礼」が進化した。 ほんのひと月ほど前までは、そもそもどんなときに「お礼」を…