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何が苦手か知ること

いきなり見る人が見たら引きそうな話から始めますが、自分は子供が苦手です。可愛いと思わないわけではないですが、「可愛い~~~!!!」ってなるほど可愛いとも思わないし、何を考えているか分からないしちょっと目を離したら怪我しちゃいそうで一緒にいるとヒヤヒヤするというのが本音です。

まあそんな自分の子供への苦手意識はシンプルに経験値の無さから来ていて全くと言っていいほど年の離れた子供と人生で接することがありませんでした。だから歳の離れた子とどう接していいか分からな過ぎて、大学の授業で小学校に訪問した際に、そこの小学生に「好きです!」って言われて「え、えええ!それは嬉しいけど、自分には付き合っている人がいるからごめんねぇ!?!」という返しをしたことは今でも黒歴史です。もっとスマートに返したかった。

そんな自分がつい先日二回りぐらい歳の離れた子と遊ぶことになりました。恋人のいとこが7歳の男の子と5歳の女の子で、そこにお邪魔させていただくことになったんですが当然ばちばちに緊張して吐きそうでした。

会った当初は向こうの子たちも人見知りをしていてあんまり顔を合わせてくれなかったんですが、少しずつ近づいてきてくれるようになりました。男の子のほうとオセロとジェンガをしたり(オセロ負けましたけど)、女の子のほうは宝物をたくさん見せてくれてとても微笑ましかったです。最後には「帰ってほしくない」とまで言われて嬉しい限りでした。

この経験で学んだことは二つ。まず一つは子供ってこっちが思っているより大人!ってこと。もう5歳ぐらいになるとこっちの言うことをちゃんと聞いてくれるんですよね。それに割と向こうから話しかけてきてくれた気もするし、子供に気を遣わせたまである気がしてます。もう一つは子育てって大変すぎる!ってこと。子供の無尽蔵の体力に付き合ってニコニコしてただけなのに帰る頃にはぐったりでした。一日ならまだしもこれを毎日は死ぬ…と思いましたね。しかももっと小さい頃のもっと大変な時期を世の親たちは乗り越えてきているわけで尊敬の念しか湧かないです。

ぶっちゃけ子供が苦手って意識はまだ無くなっていないです。それでも苦手ってやっぱり知らないから来ていると思うんですよね。ただ漠然となんとなく苦手なんじゃなくはっきりと何が苦手なのかを知れれば世の中のほとんどのことは見方が変わるんじゃないかなという壮大なスケールのお話にして幕引きとさせていただきます。ご拝読ありがとうございました!

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ぽこまる(外村ぽこ)
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