時代は変わったって言うけどさ。
自分はまだまだ大した年月を生きていないけど時代の移り変わりを感じることはある。今の子供は当たり前のようにスマホを持っているから親の携帯番号を覚える必要もないのかなとか「笑ってー?」と問いかけても「いいともー!」と返ってくることはないのかなとかそんなことだけど。
自分より上の世代はよく言う。「女性が生きやすい世の中になった」とか「働きやすい社会になった」とか。実際そうなんだろうけど、その時代を生きていない自分にとってはどうしても他人事に感じてしまう。
当然、社会が良くなったのは「今の社会は間違っている!」と声を上げて闘ってくれた人たちがいたからだ。そのことは頭では分かっているつもりだし感謝もしている。
それでも「あなたたちは恵まれている」と言われると、言いようのない不快感のようなものを感じてしまう自分がいる。恵まれているってなんなんだ、そうかもしれないけど自分が生まれる前の時代と比べないでよ、まるで自分たちはなんの苦労もしてないみたいじゃないか。そんなことを思ってしまう。
生きる時代が違えば考え方も違う、当然のことだ。自分より上の世代は自分より遥かに大変な思いをして生きてきたのかもしれない。だから、今の若い世代は楽だと考えるのかもしれない。「俺の若い頃はな」なんて話をするのかもしれない。
でもそれは客観的な話じゃない?つらさは他人と比較するものじゃないし、できるものでもない。恵まれているからこそ生まれるつらさがあると思う。
これから社会は良くなるのだろうか。もしかしたら悪くなるかもしれない。不景気、環境破壊、人口減少。日本はゆるやかに死んでいっているのかもしれないと考えることもある。
それでも、恐らく自分はこれからも日本で歳を取っていくだろう。いつか自分より下の世代が社会を支える時代が来る。そんなとき自分は何ができるだろう。
理想を言えば変化を受け入れられる大人になりたい。下の世代に「今の時代は恵まれている」とも「かわいそう」とも言わない大人になりたい。自分と比較しないであげたい。
でも、不安要素が一つ。自分はずっとXperiaを使っているんだ。iPhoneのほうが良いのかなって思いながらずっと。これは変化を拒んでしまっているのかな?時代は変わるって言うくせにスマホは変えないじゃん、自分。
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