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【映画レビュー】『君の名前で僕を呼んで』ずっと見たかった夢
『君の名前で僕を呼んで』を見て
1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく・・・。
ずっと見たかった夢を見ている感覚。
「私は逃してしまった」
父親の最後のメッセージが、代え難い経験に完璧な形で蓋をしたように思う。