前虎後狼Workation旅;運河沿いの倉庫中身の変遷(街で★深読み)
前回は:
さて、ホテルでは最上階(7階)の温泉大浴場が開く15時に、毎日一番乗りして右手をニギニギ(ちょっとくどいかな?)リハビリしていたわけですが、浴場横の展望ロビーから運河と倉庫街、そして港が見下ろせます。
1日目は小雨の中ではありましたが。
小樽に来るのは、遠い学生時代は別として、2000年代に入ってから3度目です。
前2回はけっこうあわただしい旅で、主に堺町本通りを歩きながら北一硝子などを見てオルゴール堂へ、というダウンタウン歩きでほぼ時間を使い果たし、運河はチラ見程度で写真撮影、という具合でした。
今回は初のひとり小樽なので、ダウンタウン以外を歩こうか、と思いました。
ひとつ興味を持ったのは運河沿いの倉庫です。
2015年の冬、ニセコで学会があった時に立ち寄った時、ひとつの大きな倉庫が大規模な家電用品店になっており、おそらくは観光船でこの街を訪れたアジア外国人観光客がたくさん買い物をしていました。
お、当時の写真発見!
(……なるほど、船ならいくら荷物が増えても超過料金がないのだろう)
と思ったものです。
入国制限が撤廃されたといっても、まだまだだろう、あの倉庫はどうなっただろうか……?
おう、立入禁止ではないですか! ……今は空き店舗(空き倉庫?)のようです。
当然とはいえ、インバウンドがなくなったのは大きかったですね。多くの人の人生に影響を与えました。でもたぶん、「政府」が何と言っているかはともかく、「環境変化」に対してどう迅速に対応するか、というのが重要なのでしょう。
『言うは易く』ですが……。
倉庫群も、運河側はまったく変わっていません。
裏側を歩いたことはないので、以前とは比べられませんが、たぶん、変化があるのでしょう。
今回、裏側一等地は「びっくりドンキー」でした。どれくらい前に開店したのかはわかりません。
ちょっとびっくり!
「びっくりドンキー」の駐車場は道路隔てて向かい側なので、「一等地倉庫」ではありませんが、「びっくりドンキー」並びの一等地も駐車場になっていました。
ニトリが「大同倉庫」の一部を改装した「西洋美術館」ですが(この中はいずれまた、探検隊が……)、
「西洋美術館」になった倉庫ですが、2015年冬はこのレストランだったように思うのですが……。
(間違ってたら、どなたかご指摘ください)
小樽に限らず、観光 ── 特にインバウンド依存の強かった街はこの数年間の「UP&DOWN」は大きかったのでしょう。
ちょうど今回のワーケーションは小樽市議会選挙期間と重なっており、街頭に立つ候補者が、
「小樽市の人口減少をなんとかしなくてはいけません」
と訴えていました。
それを耳にして、次にあるはずの具体策を待ちましたが、わかりませんでした。選挙公報には書いてあるのでしょう、きっと。
この続きは……