自分を許すことの大切さ
以前、メンタリストのDaiGoさんが紹介されていた「完璧主義者は永遠に完璧にはならない」「完璧主義者は自分に厳しいがゆえに先送りをしがち」といった「完璧主義者の陥りがちな罠」の話を聞いて、ハッとさせられた。
「これ、全部自分も当てはまる・・・・」
何かうまくいかないとき、自分を責めることで現実から目をそらし、「自分はこんなはずじゃないんだ」と言い聞かせる。そして、次こそは「成功」するんだと言い聞かせ、ハードルを上げる。その結果、暗に「次こそ成功しなければ!」というプレッシャーを感じ、なかなか一歩を踏み出せない。そして先送りを繰り返し、また、焦り失敗をする。
そんな悪循環の根源にあったのは、「できない自分を認めたくない、許すことの出来ない自分」だった。そして、メンタリストのDaiGoさんはそんな自分さえも許すために、セルフ・コンパッションの能力を鍛える重要性を強調している。
(ご興味のある方は是非、ご登録を!科学的根拠に基づいた人間関係・ビジネスに役立つハックが紹介されています。)
有能さを示すために失敗を避けていた
小学生くらいまでは、新しいことに対する好奇心が旺盛だった。チャレンジすることに対する恐れが今と比べて少なかった。
でも、精神的に成長するにつれ、周りと自分を過度に比べる習慣がついてくる。僕だけではなく、周りの友人もそうだった。多分、自分の親世代もそうやって育った人が多いのだろう。これはどう考えても不健全だ。自分の内面に目を向けず、周りからどう見られているかばかりを気にするようになってしまう。次第に、失敗しない選択を取るようになってくる。
「無難」「あんぱい」という言葉を青春時代に何度使っただろう。
その根底にあったのは、周りから奇異の目で見られる「不安」だった。
「優秀」と思われたいという願望だった。
失敗さえしなければ、自分の「優秀さ」は守れる。
でも、本当は自分に自信がないから見せかけの「優秀さ」にこだわっていた。
自信があれば、自分で自分を認めていていれば、「失敗」は怖くない。
そして、失敗から学ぶことでさらに自分を好きになれる。
自分を許そう、童心を思い出そう
小さい頃は、失敗したらどうなるかなんて考えていなかった。
だから、安心して目の前の変化に夢中になることが出来た。
そして、目の前の夢中・没頭が幸せのヒントになる。
自分を許せるから、安心して物事に取り組める。
余計なことは考えない。
トライ&エラーでより良いものを作っていける。
そうすれば、前述の「完璧主義者」よりも、完璧に近づけると思う。
失敗を避けて、自分を守るのではなく、自分を大切にするために失敗を恐れない。
そうやって、自分を少しずつ作っていきたい。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?