漢方生活をはじめて「なんか調子良くないな」をなくしませんか?
「なんか調子よくないなぁ…」
「なんとなく、すっきりしない」
そんな日はありませんか?
最近はリモートワークも増え、自分自身で体調管理をする必要性があります。
体調管理には、しっかりとした効果のある漢方薬の服用がおすすめ。
「漢方生活」を始めて、すっきりした毎日を過ごしませんか?
体調管理も仕事のうち、現代の働き方
「体調管理も仕事のうち」とよくいわれます。
もちろん元気でなければ能力を最大限に発揮できません。
また体調を崩して会社を休んだり、仕事のパフォーマンスや生産性が低下したりすれば、その穴埋めを誰かが担うことに。
体調管理を自分でコントロールする秘訣を紹介します。
体調管理の重要さ
体調管理は日々の調子だけでなく、将来を見据えた生活習慣病の予防も含まれます。
日頃からの体調管理を気をつけることで、高いQOL(クオリティオブライフ生活の質)を維持することが可能です。
体調管理とは、どのようなことでしょうか。
以下のような体調不良の状態を改善することがポイントです。
疲れやすい・だるい
メンタル面の不調
月経不順
PMS(月経前症候群)
慢性頭痛
天候悪化時に調子が悪い
首や肩のコリ
腰痛
花粉症
風邪(ひきやすく、なかなか治らない)
二日酔い
不眠 など
体調不良による労働損失は、年間73万円/人と推計されています。[1]
体調不良が原因で仕事に集中できなかったり、仕事に行けなかったり、さらには普段の生活にも影響します。
体調管理は日々の生活のためにも、とても大切です。
リモートワークで全ての管理責任が自分に
リモートワークが急速に進み、家で仕事をすることがスタンダードとなりました。
このような状況下において、今後ますます自己管理が重要です。
健康な人や自己管理能力が高い人は、仕事・社会においても重宝されます。
在宅勤務により、自己管理ができない社員が炙り出されるというシビアな現実もあるようです。
効果がある漢方薬
この章ではいくつか漢方薬を例にあげて、有効性を検討した例について紹介します。
麻黄湯のインフルエンザ患者に対する効果
インフルエンザ薬のオセルタミビル(商品名タミフル)と麻黄湯を比較した試験があります。
麻黄湯のインフルエンザ患者に対する効果として、オセルタミビルと同等の効果があるという結果が出ています。
またインフルエンザ発症後の解熱時間は有意差がなかったものの、麻黄湯を服用した群は10.7時間早く解熱しました。
さらに全身の症状消失時間は、麻黄湯を服用した群が25.9時間早く消失しました。[2]
五苓散の利水作用
五苓散は、体内の水分代謝の異常を調整します。
五苓散は、浮腫(むくみ)状態では利尿作用、脱水状態では抗利尿作用を発揮する利水薬です。
利水作用とは、体外に水分を出すスピロノラクトンやフロセミドなどの利尿薬とは異なります。
五苓散の利水作用に関しては、アクアポリン(AQP)という膜タンパク質が関与しています。
アクアポリンを阻害する五苓散の作用により、体内の水分の移動が阻止され浮腫(むくみ)に効果的です。[3]
漢方薬はオーガニック
漢方薬は生薬の組み合わせです。
生薬とは天然から得られる薬用植物や動物、鉱物などの薬用とする部分を、乾燥などの簡単な加工を施してそのまま薬として使用したもの。
天然由来なので、漢方薬≒食事の延長と考えることができます。
また医薬品の品質管理の規定である「日本薬局方」の基準を満たさないと生薬として流通しません。
日本における漢方薬の品質は、厳重に管理されています。
例えばショウガという植物の根茎は「生姜(ショウキョウ)」という名前の生薬です。
葛根湯などの漢方薬の原料になりますが、食卓にもある生姜は食材としてもよく使われます。
生薬のショウガは「日本薬局方」で規定された、以下の品質が保証されなければ使用できません。
正しい植物・部位のものを用う
「6-gingerol」という化合物を含有することを確認
重金属などの異物が規定量以下
日本薬局方の規程に加え、以下のチェックも必要です。
製薬メーカーによる残留農薬チェック
医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)チェク
様々なチェックを受けた上で、生薬はダブルスタンダードで品質が確保されます。
QOLを上げる「漢方生活」をはじめましょう
有効性がある漢方薬を生活に取り入れることで、よりQOLを高めることが可能です。
日常生活の管理はもちろんのこと、自然治癒力をサポートをする漢方薬はQOLを上げる良いツールになります。
毎日を健やかに過ごすために「漢方生活」を始めてみませんか?
【参照】
[1]Net IB News 中小企業の健康リスクによる1事業所あたりの労働性損失は年間2,004万円
[2]漢方スクエア インフルエンザ患者に対する麻黄湯の有効性を検討
[3]礒濱 洋一郎 五苓散のアクアポリンを介した水分代謝調節メカニズム
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?