プラスフードとは #2 フードロスって?
公共広告機構でのCMで「おむすびころりん、い ち お く こー」
なんていうのは見た人は多いかと思います。
他にも年間何百トンとかの数字も見ている人はいますが、実際その原因は?とかについては、自分自身にあるとはあまり実感が無いものです。
家庭でのちょっと使い切れなかった食材や、飲食店でドタキャンくらってしまったのがフードロス、それがおむすび1億個なのかー
あとはスーパーさんやコンビニさんでもフードロスありそうだなー
この認識だと、多分自分にも一因があるとはあまり思ってはいない筈です。
スーパーさんやコンビニさんが何故品物を多く並べたりするのか。それは最終的に「消費者に買ってもらう為」なのです。
閉店1時間前に品物があまり無いスーパーさんと、豊富な品揃えのスーパーさん。あなたはどちらを利用しますか?
そういったお客さん心理を考えると、お店さんは品揃えをしっかりしようとします。
ここで豊富な品揃えを選ぶ事がフードロス発生の一因だと言われたらどう思いますか?
あまり良い気はしないでしょうが、ここが社会問題の根っこだと思います。
お店さんは消費者心理を映す鏡だと思います。
お店さんでフードロスが発生するのなら、それは消費者満足の残骸から。
では、フードロス削減の為にはお店さんは品揃え豊富から完売重視に方針転換するべきなのでしょうか?
消費者はそういった風潮に思想を変えなくてはいけないのでしょうか?
プラスフードはまさに、こういった課題に一つの答えを提示致します。
「お店さんは品揃えをある程度揃えてお客様をお迎えしましょう。その中で余剰が出たものは、レスキュー会員さんの中で分け合う事で消化しましょう」
「余剰はお店さんからのSOSだ、それを救いに行こう!」という心意気のある方がプラスフードのユーザーさんになる事が根底にあります。
単純にお得に食材が貰えるサービスではないというのが難しい所ではあります。
次回はフードバンクさんとの違いに触れつつ、このあたりをもう少し掘り下げたいと思います。