【完全保存版】妊娠中・授乳期ママのための安心&リラックスドリンク10選
「妊娠中や授乳期にカフェインはダメ!!」
そう思っているママさん・プレママさんはきっと多いはず。
でも待ってください、我慢する必要ないんです。ものによってはカフェイン量が少なく、妊産婦さんにも安心して飲めるリラックスドリンクがあるんですよ!!
今日は完全保存版として10選、お届けします!!
まずは妊産婦さんがとっても差し支えないカフェイン量を知っていますか?
実は、全くのゼロではないんです。
個人差はありますが、おおよそ200㎎までとされています。
ちなみに普通のコーヒーの場合。
エスプレッソ:60〜150mg
ドリップコーヒー:60〜175mg
インスタントコーヒー:30〜90mg
インスタントコーヒーのカフェイン量が少なめなのは意外ですが、肝心のコーヒーらしきコーヒー、「ドリップコーヒー」…1杯でアウトですね…豆の種類によって多少変動しますから。
しかも今までコーヒー党だったコーヒー好きのママさんにとっては辛いはず。美味しいコーヒーを飲めない…そのストレスが、カフェインを取らないよりも赤ちゃんに悪影響かもしれません。
ママさんの心の健康は、赤ちゃんに直結しますから。
というわけで、コーヒー党だけでなく紅茶党、緑茶党にも安心してオススメできるドリンク10選、発表です!!
デカフェコーヒー
デカフェ紅茶
ほうじ茶
水出し緑茶
ルイボスティー
カモミールティー
ペパーミントティー
レモンバームティー
たんぽぽコーヒー
白湯(さゆ)
デカフェコーヒー
実は、デカフェコーヒーは通常のコーヒーから97%カフェインをカットしたもの。味わいも通常のコーヒーそのもので、通常のドリップコーヒーだけでなく、デカフェのエスプレッソ豆もあるそうですよ。
ちなみにカフェイン量はこちら。
デカフェエスプレッソ:1杯(30ml)あたり約1〜4mg
デカフェドリップコーヒー:1杯(150ml)あたり約2〜12mg
デカフェインスタントコーヒー:1杯(150ml)あたり約1〜8mg
これなら、カフェインを控えなければならない妊産婦さんも安心です。まあ、飲みすぎはもちろん厳禁ですけどね。
デカフェ紅茶
もちろん紅茶にもデカフェ、あります!!
紅茶党、あの香りが恋しい…そんなママさんにピッタリです。
通常の紅茶から80〜95%程度のカフェインを除去、これはメーカーによって異なる部分ですが、ちょっと普通の紅茶と味わいが異なってしまうのがデメリット。
普通の紅茶と比べて、若干薄い味わいになることがある。
香りが少し弱くなる場合もある。
渋みや苦みが減り、まろやかな口当たりになる傾向がある。
でも、残念がる必要はありません。選ぶときにポイントがあるんです。
「CO2(二酸化炭素)処理法」という製法で作られたデカフェ紅茶は、紅茶本来の繊細な風味を保つことができるとされています。
「CO2(二酸化炭素)処理法」ですよ。これなら限りなく本物の紅茶に近いものを楽しめます!!
あ、デカフェ紅茶のカフェイン量ですね。忘れてた(大事だろそこ)
デカフェ紅茶(150ml):1〜5mg程度
普通の紅茶(150ml):30〜50mg程度
比べると大違いですね。安心して飲めますよ!
美味しくて体にもいいスイーツもたくさんあります。体調に合わせてチョイスして、優雅なティータイムを送れます。
ほうじ茶
緑茶党にオススメなのが、実はほうじ茶。
ほうじ茶は実はカフェインが緑茶よりずっと低いんです。
緑茶は、通常20〜30mgのカフェインが含まれています。これでもコーヒーや紅茶よりずっと少ないですが、やっぱりママさんとしては心配でしょう。
ほうじ茶のカフェイン量です。
ほうじ茶(100ml)5〜10mg程度
ね、少ないでしょう?
これは、緑茶を焙煎する過程でカフェインが減るからなんです。
緑茶とは違いますが、香ばしくてとても美味しいです。
水出し緑茶
でもやっぱり緑茶が飲みたい…だけどカフェイン量ががが。
そんなママさんに朗報です!
緑茶そのものが飲めます。しかも本物の緑茶と全く変わらない風味。
それは、常温で水出しした緑茶です。
湯煎やレンチンでホットとしても楽しめますよ。
ちなみにカフェイン含有量。
水出し緑茶のカフェイン量:10〜20mg/100ml
緑茶(お湯出し)が20〜30mg。作り方にもよりますが、低カフェインであることに違いはありません。
ちなみに作り方は、茶葉10gに対して常温の水1Lが目安です。
ここからは、ハーブティーをご紹介します。
実はわたしの一番のオススメ。なぜかというと、主にヨーロッパで民間療法で使われているお茶なんです。
「紅茶やコーヒー以外で、なんかない? できたら健康にもプラスアルファなやつがいい!!」
そんなワガママ、叶えます。
ルイボスティー
南アフリカ原産のハーブティー。カフェインゼロ。
ほんのり甘く、すっきりとした味わい。
抗酸化物質が豊富で、妊娠中の体をサポート。
カモミールティー
リラックス効果で知られる、カモミールの花から作るハーブティー。
りんごに似た優しい香りと、ほのかな甘み。
不眠や疲労、ストレスの緩和に良いとされています。
ペパーミントティー
爽やかなペパーミントの葉から作るハーブティー。
スッキリとした清涼感のある味わい。
妊娠中の吐き気や胃のむかつきの緩和に効果的。
レモンバームティー
レモンのようなさわやかな香りが特徴のハーブティー。
すっきりとした柑橘系の風味。
ストレス緩和やリラックス効果が期待できます。
ね、ママさんの体にいいことずくめ。
慣れないと飲みづらいかもしれませんが、元々は薬湯ですからね。
でも、この中でルイボスティーはダンチに飲みやすいです。コンビニでも気軽に手に入りますよね。実は抗酸化物質が豊富。頼れるやつなんです。
ママさんでなくても、積極的に飲みたいお茶です。美味しいしね。
あ、もちろんですけどハーブティーはカフェインゼロですよ。
さて、次はかなり有名ですね。
たんぽぽコーヒー
実は、コーヒーとは名がついていますが、本物のコーヒーとは全く違います。たんぽぽの根から作られたたんぽぽコーヒー、独特の風味があります。たんぽぽ特有の草っぽさやほろ苦さ、ナッツのようなニュアンスを感じる人もいるとか。
好みは分かれるところですが、ヘルシーでナチュラルな味わいが魅力なんだそうです。むしろ、コーヒーというより健康ドリンクですね。
もちろんカフェインゼロ。
さて、最後にとっときの飲み物を…
白湯
お湯です、はい。
…あっ、バカになんかしていません!!!
白湯って実はすごいんです。それこそ「白湯道」というべきものもあるんですよ。
以下、ざっとお伝えします。
【最適な温度】
飲みやすく、体を温めるのに適した温度は、40〜60℃程度。
熱すぎず、ぬるすぎない、ほんのり温かな温度が理想的。
個人差はありますが、50℃前後が多くの人に好まれる温度。
【白湯にふさわしい水】
軟水(ミネラル分が少ない水)がおすすめ。
硬水(ミネラル分が多い水)は、苦味や渋みが出ることがある。
水道水の場合は、一度沸騰させてから冷ましたものを使うと◎。
浄水器の水も適しています。手軽ですね。
【沸かし方のコツ】
お好みの温度より少し高めの温度まで水を沸かす。
沸騰後、少し時間をおいて温度を下げる。
カップに注ぐ前に、手の甲などで温度を確かめる。
温度が高い場合は、少量の冷水を加えて調整する。
【心に与えるプラスの効果】
温かな白湯を飲むことで、心身ともにリラックスできる。
胃腸を温めることで、消化機能が高まり、体の巡りが良くなる。
体の芯から温まることで、ストレスや緊張が和らぐ。
シンプルな白湯の味わいは、心を静めるのに役立つ。
水分補給により、頭がすっきりと冴える感覚が得られる。
ね、すごいでしょう?
わざわざカ◯ディや成◯石井まで行かなくてもいいんです。
コンビニで売っているミネラルウォーターはたいてい軟水ですし。
ルイボスティーもオススメと言いましたが、コンビニでは基本的にアイスで冷やして売られてますしね。
それに白湯は、のみつけると、舌の上でとろりとした甘さを感じる人もいるようです。究極のリラックスドリンクなんです。
朝の一杯、食事の合間、就寝前など、さまざまなシーンで白湯を取り入れてみてはどうでしょうか?
体の中から温まる感覚は心地よいもの。
きっと、心までも満たしてくれるはずです。
個人的には就寝前がオススメ、妊産婦さんでなくても、取り入れてほしいです。
眠る前に白湯タイムを送って穏やかな気持ちになれば、きっとそれが赤ちゃんにも伝わります。ママさんにとって最強の飲み物だと、わたし言い切っちゃいます、ええ。
最後に…
妊娠中や授乳期は、赤ちゃんのことを第一に考えながら、ママさん自身の体調とも向き合う大切な時期です。
お茶やコーヒーを選ぶ際に、カフェインの量が気になるのはごく自然なこと。でも、あまり神経質になり過ぎず、自分なりのペースでリラックスタイムを楽しむことも大切です。
もし不安なことがあれば、遠慮せずにドクターに相談してみてくださいね。専門家は、あなたの体調や赤ちゃんの状態を把握しています。必ず的確なアドバイスをくれるはずです。
無理をせず、周りに頼ることも時には必要です。ママさんの心と体の健康が、お腹の中で育っている赤ちゃん、そしてママの母乳を唯一のゴハンにしている赤ちゃんにとって、何より大切な栄養素なんですよ。
リラックスドリンクを片手に、ゆったりとした時間を。それがママさんたちへの、わたしからの贈り物です。