311イベントで思い出した想い
先日、ある311復興イベントに参加しました。
シンポジウムでの震災の話の中、石巻の津波の原体験、流されていく人、助かった人と助からなかった人の違い、福島の原発の話、避難した子供たちの話、亡くなった方々の話、津波で3人のお子さんを亡くしたお父さんの話をきき、当時を思い出しながら、涙しました。
また、震災ではなく、白血病や事故でお子さんを亡くした話、発表した方の志や想い、さまざまな話を聞き、いろいろなことを感じました。
改めて、大切なことは何のか?を考えることができました。
「人の幸せは本当に尊い」
私自身も震災により人生が変わった一人です。
22000人の人たちが亡くなり、その方々が、どうしても生きたかった今を、自分は生きている。恥ずかしい生き方はしたくないし、もっと人が幸せになれる社会にしたい。そう思って、会社をいい会社にしていこう、成長していこうと、今まで走ってきたなと振り返りました。
また、以前、震災で、名取で両親を亡くした兄妹がいました。お兄さんが、妹の学費のために、働きたいと面接に来ました。仮設住宅で兄妹二人で暮らしていると。
採用してあげたかったが、当時のうちでは、採用できなかった。本当に悔しかった。
今回のシンポジウムでも、皆が口にしていた
「力なき正義は無力である」を本当に感じました。
だから、力をつけたい、人の役に立てる力をつけた会社にしたいと、
本気で思い、懸命に走り続けてきた。
今回の経験、体験、そしてインプットで、改めて、その想いを再認識しました。
もっと、もっと、もっと、
いい会社をつくりたい、力をつけて、人の幸せに貢献したい。
強く思いました。